今シーズンからウッド系をすべて新調して戦っている永峰咲希。飛距離よりも正確性が持ち味だが、新たに投入したドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティが好調で、ショット力にさらに磨きがかかった。
M3、M4のウッド系クラブによって、精度が格段にアップ
「オフから開幕にかけて、M3とM4の両方のウッドを試していました。感触がよくて、すぐに使うことを決めました。ドライバーがM3で、フェアウェイウッドとユーティリティがM4です」
「個人的には、M4はいつも同じ球が出てくれて、M3は操作性がよく、ボールをコントロールして飛ばせる印象を持っています」
「ドライバーは昨年まで使っていたグローレもよかったんですが、今回のモデルには440㏄があって、少し小ぶりなヘッドを使ってみたかったというのが理由のひとつです」(永峰)
FWは球が上がってくれるものがいい
「フェアウェイウッドに関しては、元々3番ウッドが苦手で、球が上がりやすいものがいい。だからM4を選びました。ユーティリティも球が上がりやすく、グリーンで止まってくれるので、いうことなしでした」
ついに達成したツアー初優勝。永峰の実力からすれば遅すぎたと言っていいかもしれないが、さらに上のレベルへ、ジャンプアップすることは間違いない。
プレッシャーの中でも楽に打てるアイアン、P770
同じロフトのUTと6番アイアンで長いパー4をカバー
PHOTO/Shinji Osawa
2018年5月時点
週刊GD2018年5月22日号より