開幕第3戦のアクサレディスゴルフトーナメントで3位タイに入った渡邊彩香。昨年中盤から不調でなかなか優勝争いに絡むことができなかったが、復調の兆しが見えてきたようだ。
レイアップもできる操作性の高さ
使用するドライバーはJGRで基本的にはボールがつかまりやすく、多くのアマチュアにも恩恵が受けられるタイプ。ヘッドスピードが速い渡邊にとってはXDシリーズという手もあるが、そこには彼女のクラブ選びの意図がある。
「ドライバーは楽に飛ばしたいという思いがあります。だから楽にボールが上がっていくれて、コントロールもしやすいこのモデルを使っているんです。イメージ通りの弾道が出てくれるんです」(渡邊)
不調だった要因を作っていのは間違いなくティショットだが、それを見事に克服してきた。その証拠がフェース面の打痕だ。
「ラウンド中でもティアップを極端に低くしたり、ティの高さを状況に応じて変えたりしながら打っています」
本来の球筋に戻りつつあるのは好調の予感
基本的には14本の構成は昨年と変えていない。ただ、球筋は渡邊本来の球筋であるフェードに戻りつつある。2015年以来となる優勝に向けて確かな手応え感じている渡邊のプレーはどんどん良くなる予感がする。
マッスルバックに近い、本格派フォージドアイアン
狭いホールも気にならないというTOUR Bのアイアン型UT4番
実は飛距離よりも小技で見せたい、3本のTOUR B無限ウェッジ
打感が柔らかく順回転になりやすいオデッセイミルドコレクションRSX
5Wに替えてUTを入れることもある
PHOTO/Shinji Osawa、Hiroyuki Osawa
2018年4月時点
週刊GD2018年4月17日号より