ドライビングディスタンス部門でトップに立ち続ける葭葉ルミ。一昨年から飛距離アップを目指してスウィング改造や肉体改造に取り組み、本物の飛ばし屋となった。ドライバーの飛距離アップに対して、アイアンの飛距離は思うほど伸びなかったと自己分析し、クラブを替えることを選択した。
アイアンも飛距離アップさせたい
「今のブリヂストンのアイアン(ツアーB JGR HF2)は、どんなライからでもフェアウェイからと同じように打てる優しさが好きですね。やっとドライバーの飛距離に見合う距離になってきたかなと思っています。良いフィーリングです」
葭葉はクラブ契約がフリーで、こだわりの14本を入れている。プロにはクラブ契約があるかどうかはギアのサポート面では問題だが、自分のフィーリングに合ったもので揃えられる面では大きなメリットになる。彼女の代名詞、飛ばしについては「まだまだこだわっていきたい」と話す。
ドラコン女王の飛びを支える、手放せない一本
「飛ぶにこしたことはない。絶対的なアドバンテージになりますからね。だからドライバー選び飛距離が一番大事。今のクラブよりも飛ぶかどうかが、一番の基準になります」
飛距離がどこまで伸びるのか。期待は高まるところだが、飛距離だけではない葭葉のプレーにも注目していきたい。
2本のスプーンはロフトと長さを変えて使用
UTはグリーンを確実にとらえるクラブ
オートマチックに動かしたいからマレット型を使う
同モデルの3Wでも、ロフトと長さが違う2本だ
PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa
2018年4月時点
週刊GD2018年4月3日号より