
よしばるみ/1993年生まれ東京都出身。ドライビングディスタンスでトップに立つ飛ばし屋。2016年の日本ハムレディスで初優勝。通算2勝目が期待される選手
アイアンも飛距離アップさせたい
「今のブリヂストンのアイアン(ツアーB JGR HF2)は、どんなライからでもフェアウェイからと同じように打てる優しさが好きですね。やっとドライバーの飛距離に見合う距離になってきたかなと思っています。良いフィーリングです」

葭葉はクラブ契約がフリーで、こだわりの14本を入れている。プロにはクラブ契約があるかどうかはギアのサポート面では問題だが、自分のフィーリングに合ったもので揃えられる面では大きなメリットになる。彼女の代名詞、飛ばしについては「まだまだこだわっていきたい」と話す。
ドラコン女王の飛びを支える、手放せない一本
「飛ぶにこしたことはない。絶対的なアドバンテージになりますからね。だからドライバー選び飛距離が一番大事。今のクラブよりも飛ぶかどうかが、一番の基準になります」

アップし続ける葭葉のヘッドスピードに対応できるディープフェース。思い切って叩ける小ぶりヘッドが特徴
飛距離がどこまで伸びるのか。期待は高まるところだが、飛距離だけではない葭葉のプレーにも注目していきたい。
2本のスプーンはロフトと長さを変えて使用

同モデル、同ロフトのフェアウェイウッドを2本使用。1本のロフトを立てることで使い分けている
UTはグリーンを確実にとらえるクラブ

スピン量少な目のモデルだが、ヘッドスピードがある葭葉だからこそ、その性能を生かすことができる
オートマチックに動かしたいからマレット型を使う

パターは以前にクラブ契約していたナイキのメソッドマターM5。フィーリングが大切な部分だけに、なかなか変えることができない
同モデルの3Wでも、ロフトと長さが違う2本だ

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa
2018年4月時点
週刊GD2018年4月3日号より