2016年のツアー初優勝以来、安定した成績を残しているささきしょうこ。クラブ選びに関しては、女子プロの中ではかなり珍しいタイプ。グリップ交換を自身で行うのは当たり前で、はっきりとしたこだわりを持っている。理想のクラブと出会うために、自らゴルフショップへ足を運ぶ。
画像: ささきしょうこ/1996年生まれ兵庫県出身。16年の大東建託・いい部屋ネットレディスで初優勝を挙げる。昨年は賞金ランク37位でシードを獲得。ツアー2勝目が期待される若手

ささきしょうこ/1996年生まれ兵庫県出身。16年の大東建託・いい部屋ネットレディスで初優勝を挙げる。昨年は賞金ランク37位でシードを獲得。ツアー2勝目が期待される若手

3本のエース候補から選んでいる

「ドライバーはヘッドの大きさが一番大事です。小ぶりのヘッドが好きなので、460ccのヘッドはまず使いません」

「ヘッドが大きいと、構えたときにボールが小さく見えてしまったり、スウィングしたときに抵抗を大きく感じてしまうタイプなんです」(ささき)

画像: ドライバーはいろんなクラブを試している最高の一本を探している。「いつもゴルフショップでいいものがないか探しています」(ささき)

ドライバーはいろんなクラブを試している最高の一本を探している。「いつもゴルフショップでいいものがないか探しています」(ささき)

ささきには現在、3本のエース候補があり、筆頭はクレイジーだ。

「小ぶりで扱いやすくて飛ぶクラブを探していました。そのときに、葭葉ルミちゃんからこのクラブを進められました。振ってみると、振り心地がよくて実際に飛距離が出る」

「飛ぶというのはやはり一番の魅力なので、今はこのクラブで落ち着いていますが、タイトリスト917D3とマジェスティもいいんです」

フェアウェイウッドは抜けがよくラフからでも振っていけるモノ

画像: ラフからでも使えるFW

ラフからでも使えるFW

FWは飛距離が大事なのはもちろん、ラフからでも使えることを重視しているという。

「ソールの抜けがよく、多少のラフなら気になりません」(ささき)

楽に高さが出せて‟狙えるUT”スリクソンZ H65

画像: UTは高さが出て、風に強いことが大事。ショートウッドを使わない理由は「イメージよりもつかまってしまう」からだだという

UTは高さが出て、風に強いことが大事。ショートウッドを使わない理由は「イメージよりもつかまってしまう」からだだという

アイアンはつかまり重視で、ゼクシオフォージド

画像: アイアンは「自分で捕まえに行かなくてもつかまってくれるものが好き」。現在はスリクソンのアイアンも試しているという

アイアンは「自分で捕まえに行かなくてもつかまってくれるものが好き」。現在はスリクソンのアイアンも試しているという

100ヤードを基準に選んだ48度。グリーン周りは56度

画像: ウェッジは100ヤードを基準に選ぶ。「48度でちょうど100ヤードです。グリーン周りはほぼ56度で対応しています」(ささき)

ウェッジは100ヤードを基準に選ぶ。「48度でちょうど100ヤードです。グリーン周りはほぼ56度で対応しています」(ささき)

パターはグリーンによって使い分け

画像: パターは初優勝時にも使用していたマレット型。ただ、グリーンの状況によってほかのパターも使っている

パターは初優勝時にも使用していたマレット型。ただ、グリーンの状況によってほかのパターも使っている

調子や体調によってつねに変化する

画像: 調子や体調によってつねに変化する

PHOTO/Tadashi Anezaki、Shinji Osawa

週刊GD2018年2月27日より

ゴルフへ行こうWEB facebookページはこちら

This article is a sponsored article by
''.