コースに出ても、スウィング中にチェックポイントをいろいろと考えてしまいます。考えることを少なくしたいのですが、ひとつだけ考えるとしたら何なのでしょう? (41歳 HC18)
ラウンド中にスウィングのことを考えすぎると、わけがわからなくなりますよねぇ。
わたしの場合、コースはおろか練習場でも、いったんテークバックを始動させたら、スウィングのチェックポイントは基本的にはありません。チェックするとしたら、アドレスの形です。
下半身の向きに対して、上半身が開いていないか(スライスやチーピンが出てきます)。右肩が極端に下がっていないか(ティアップしていないといいショットが打てません)。
私の場合は、「悪いショットを打ちようがない」確率を高めるために、アドレスでグリップの位置を右寄りにしているのです。そうすれば上半身の開きや右肩の下がりは少なくなります。
アドレスが修正できたら、ボールを打つ前に「こう打ちたい」ことをイメージしながら、2、3回素振りをしましょう。
実際にボールを打つときは、もう何も考えない。イメージしながら素振りをしたことで、少しは体が覚えてくれているはずですから。そうやって徐々にスウィングを直せばいいんです。
田村尚之ゴルフQ&A