シード選手としての初めてのシーズン、ここまでドライバーは70%を軽く超すフェアウェイキープ率1位(8/15時点)と抜群の安定感を誇る三ヶ島かな。ウッドやユーティリティを活かす彼女のクラブセッティングを覗いた。
画像: みかしまかな/1996年生まれ福岡県出身。初シードでツアーフル参戦、現在賞金ランク67位(18試合出場)と奮闘中

みかしまかな/1996年生まれ福岡県出身。初シードでツアーフル参戦、現在賞金ランク67位(18試合出場)と奮闘中

UTはアイアンより距離が出て、ウッドよりも抜けがいい

昨年、初シードを獲得し、ツアーフル参戦をしている三ヶ島かな。昨年のスタジオアリス女子オープンから、今のセッティングは変えていないという。彼女のセッティングの肝は3本のUT。

「もともとUTはこんなに入れず、5番アイアンを使っていたのですが、新しいことに挑戦しようと試してみて、よかったのがきっかけです」

「そして、気づいたら3本になってました。まず5Iを6UTにしたことでゴルフが楽になりました」

「UTはアイアンよりも楽に飛距離が出てくれます。あとは7番ウッドではなく、3UTにしているのもこだわっている点です。ラフから7番ウッドを使うと、抜けがあまりよくないので、パワーが必要でした。でも、UTにしたことで、力を入れなくてもヘッドが抜けてくれ、高さがラクに出せるようになりました」

画像: 21度、25度、27度のUT

21度、25度、27度のUT

フェース面の端を塗装加工、小顔に見えるドライバー!

ドライバーには工夫がある。フェース面を小さく見せるために、フェースの一部分に色を塗り、小さく見えるように加工した。

「車の塗装などで使う塗料で塗ってもらいました。フェース面が広く見えすぎると、構えたときに開
いて見えて、右へのミスが増えていました」

「塗ってもらったことで、構えたときの見た目が変わり、安心して振れるようになりました。心理的な要因もすごく大事だなと思いました」

弾きがよく高さの出るFWは15度と18度

画像: FWは高さが出せるので、グリーンを狙うときも自信を持って振れる。弾きがよく、初速の速さも特徴

FWは高さが出せるので、グリーンを狙うときも自信を持って振れる。弾きがよく、初速の速さも特徴

打感の良さがお気に入り

画像: アイアンはフェースにボールが乗る感覚が出やすく、コントロールがしやすい。ソール幅がやや広く球をやさしく拾える

アイアンはフェースにボールが乗る感覚が出やすく、コントロールがしやすい。ソール幅がやや広く球をやさしく拾える

ロフトピッチにひと工夫あり

画像: 52度ウェッジはロフトを立ててじっすつ50度。これでちょうど100Yを打つ

52度ウェッジはロフトを立ててじっすつ50度。これでちょうど100Yを打つ

パターも小ぶりなヘッドが好み

画像: パターはスラントネックタイプでフェース面の動きをコントロールしやすく、フィーリングが出しやすい

パターはスラントネックタイプでフェース面の動きをコントロールしやすく、フィーリングが出しやすい

クラブに仕事をさせるセッティング。ボールは低スピンのTOUR B X

画像: AWはロフト調整により実質ロフト50度

AWはロフト調整により実質ロフト50度

週刊GD2018年7月10日号より

Photo/Shinji Osawa

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