プロのみなさんがよく「球をつかまえる」と表現されますが、どんな感覚でしょう。田村プロはどんな感覚をもたれていますか?(28歳 平均スコア100)

球をつかまえるという表現は、昔ほど聞かなくなった気がします。最近のドライバーは球がつかまりにくい構造になってきているからです。

最近はヘッドが大きくなり重心距離も遠く、フェースが返りにくくなりましたからシャフトも長尺化し、球をつかまえるどころか、アマチュアの方には振り遅れをいかに防ぐかがポイントになってきている気がします。

一般的にいえば、球をつかまえる=フェースを返して強い球、あるいはドロー回転のボールを打つ、という使われ方をしているようです。

長くゴルフをされている方が昔のイメージで、今でも使っていることが多いように感じます。

ゴルフ歴の短い方にとっては、球をつかまえるというイメージがわかない、あるいは左にいくイメージがしないというのは、最近のクラブの機能からすると、正しい感覚をお持ちだと言えるでしょう。

画像: 今の「つかまえる」とは、飛球線に対して直角にボールに当てること

今の「つかまえる」とは、飛球線に対して直角にボールに当てること

つまり、最近のクラブの機能を考えると、球をつかまえる=フェースを飛球線に対して直角にボールに当てる、ことだと私は考えます。

田村尚之ゴルフQ&A

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