ルーキーイヤーの昨年に初優勝して、今季もその勢いのまま上位をキープ。2018年全英オープンでは最終日最終組で2位タイ。今、PGAツアーで大注目のひとり。シャウフェレのスウィングをチェックしてみよう。
ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)。アメリカ出身。ルーキーイヤーの2017年「ザ・グリーンブライアークラシック」で米ツアー初勝利。同年のプレーオフ最終戦「ツアー選手権」で2勝目を挙げ、昨季のフェデックスランクは堂々3位。2018年全英オープンでは2位
右足で地面を蹴るから、対角線の左肩が開かない!【レックス倉本’sポイント】
トップでは右足内側で踏ん張って、捻転を深く保っています。下半身主導の切り返しができている最高のカタチといえる。クラブが立って下りているのもいいですね。
また、インパクト直前に右足と右ひざで地面を蹴ることで、体の対角線にある左肩にパワーを蓄積させられています。それでありながら、両腕がリラックスしていて、フォローに向かってヘッドが加速しています。
癖の少ないスウィングなので、スピンコントールも球筋の操作も得意なはず。タフなコンディションになるほど、力を発揮できるゴルファーですね。
PHOTO/Tadashi Anezaki
解説/レックス倉本
月刊GD2018年7月号より