スピース世代の注目株。ノーコックで安定感抜群、D・バーガーの曲がらない300ヤードスウィングをみてみよう。解説はレックス倉本プロ。
ダニエル・バーガー(DANIEL BERGER)。1993年生まれの25歳。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスと同年齢でフロリダ州立大時代は、カレッジ競技で対戦し合ったこともある。PGAツアーのセントジュードクラシックを連覇した。
手首はノーコック。腰の回転でパワーを出すだけ! 【レックス倉本’sポイント】
バーガーのスウィングの特徴は「ノーコック」。切り返し以降もノーコックなので、出球のコントロールに長けている選手です。
インパクトでアドレスを再現する形になっているのも特徴。左肩とグリップがアドレスと同じ位置に戻ってきます。ズレがないですよね。
コックを抑えておいて、このインパクトの体勢ができるわけですから、精度の高さはかなりのもの。
左肩とグリップはアドレスと重なりますが、腰の回転が先行してインパクトではほぼ終わっています。
フォロースルーで左下に振り抜くスペースができているので、詰まらずに、コントロールされたパワーフェードが打てるのです。
解説/レックス倉本
PHOTO/Tadashi Anezaki
月刊GD2018年7月号より