【ジェイソン・デイ】タテ振り軌道で球がねじれない。アイアンもドライバーも一貫した高弾道スウィング

フェースをオープンに使ってアップライトに振り切る。ジャンボさんに似ています【内藤雄士's ポイント】

アップライト軌道で、ハイトップ＆ハイフィニッシュが特徴です。

ダウンスウィングでは、タメをそれほど作らずに、早めにリリースしていきます。

構えた時のアングルのまま、適正ロフトで当たるのと、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールがしっかりできているので必然的に球が高く上がります。

ドライバーはもちろん、ロングアイアン（連続写真）でも高弾道でになるわけです。

フェースをオープンに使ってアップライトに振り切るというのは、ジャンボ尾崎さんのようなクラブの使い方に似ていますね。球をつかまえるというよりも、フェースに球を乗せていくインパクトになり、球がねじれて左に行くのを防いでいます。

高弾道でありながら、適正スピンで飛んでいくので、風にも強く、方向性と距離感がいいのです。

PHOTO/Tadashi Anezaki
解説/内藤雄士

月刊GD2017年10月号より