2017年リーダーズ選手権のチャンピオンとなった森山錬さん。ジュニア時代からよく飛ばすと、注目されていた選手の一人だ。猛暑の中、都内のご自宅で、爽やかな笑顔で出迎えてくれました。気になるチャンピオンの練習法やこだわりのクラブをインタビュー。
画像: 【リーダーズ選手権】昨年の優勝者、森山錬さんのプライベートへ。強さの秘訣は自宅前の素振りでした!

ウッドは2本だけのクラブセッティング

「アイアンは一か月前に替えたばかり。今までは別の外ブラを使っていたんですけど、ちょっとテーラーメイドを使ってみようかと思って、まだまだ慣らし段階です」

「僕、クラブメーカーにあまりこだわりないんですよ」

「44.75インチのドライバーは、ロフトが11.5度もあってみんなに驚かれます。ティを低くしてハンドファーストに構えて打つので、インパクトではフェースが立って11.5度でも飛ぶんです」

「でも、油断すると大きく曲げてしまうこともあって、まだまだです」

「何といっても信頼を置いているのがこの5番ウッド。中2の頃からずっと使っています。ちょっと変わった仕様で、シャフトの長さは3番ウッドと同じ。長めの5番ウッドが飛ぶんです。なんどこの5番に助けられたことか……」

「ドライバーが調子悪いと、迷わず5番ウッドを手にしてティグラウンドに立つこともあります」

「まさに僕の恋人です! でも最近、中でカラカラ音がしていて、もうすぐ壊れそうで心配。かなり酷使しているから、別れの日も近いかも」

画像: ドライバーはテーラーメイドのM2。10.5度のロフトを11.5度に調整して使っている。5番ウッドは中学2年から愛用している

ドライバーはテーラーメイドのM2。10.5度のロフトを11.5度に調整して使っている。5番ウッドは中学2年から愛用している

こだわりは中空ヘッドの3番アイアン!

「ウッド2本って少ないでしょ(笑)。こだわりというよりは、やむを得ず2本になってしまったという方が当たってます」

「その理由のひとつは、ウェッジを4本にすることにこだわっているから。PWからの距離の流れを大事にしていて、PWが47度なのでそこから50度→54度→58度とどうしても4本必要なんです」

「もうひとつの理由は、この3番アイアンをウッドより優先してバッグに入れておきたいから。この3番アイアンは中空になっていて、やさしく打てるんです」

「距離も出て、やさしいからユーティリティのように使っています」

画像: 中空アイアンのテーラーメイドP790。易しいから3アイアンも使いこなせる

中空アイアンのテーラーメイドP790。易しいから3アイアンも使いこなせる

日課は、自宅前の路地でやる素振り

「一日の練習は、日中200~300球練習場で打って、父が経営するジムで働いているので、暇な時間にトレーニングしています。そして帰宅して夕食後、また練習場で打つのが基本です」

「夜の練習が好きなので、ついつい用事がないと夕食後に練習場に足が向いてしまいます」

「家にいるときは、家の前でいつも素振りをしています。素振りも重いものから軽いものまでバランスよく振っています。とにかくたくさん素振りをして、体に自然体のスウィングを意識付けさせています」

「ショットがバラバラになったときは、さらに時間をかけて素振りをして調整します。いつも向かいのおじさんに見られているので、素振りの時間の長さで調子の良しあしがバレてしちゃうんですよ」

画像: 自宅前の素振りで自然体のスウィングを身につける

自宅前の素振りで自然体のスウィングを身につける

すでに今年のリーダーズ選手権も、みごと予選通過を果たしている森山さん。黙々と素振りを続けて連覇を狙っている。

リーダーズ選手権の予選、残すは北海道予選と川奈での最終予選だ! エントリーに急ごう

画像: 2017年優勝の森山錬さんは、その資格でマイナビABCチャンピオンシップ・マンデートーナメントの出場権を獲得した(写真中央)、2位の荒川義治さん(写真・左)、3位の土井健太郎さん(写真・右)

2017年優勝の森山錬さんは、その資格でマイナビABCチャンピオンシップ・マンデートーナメントの出場権を獲得した(写真中央)、2位の荒川義治さん(写真・左)、3位の土井健太郎さん(写真・右)

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