2人の傾斜達人に話を聞きました
![画像: 新井利幸さん あらいとしゆきさん。秩父のザ ナショナルCC埼玉でクラチャン1回獲得。「傾斜からのショットは誰にも負けません!」と本人談。※新井さんにはボランティアとしてご協力いただきました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/43e687958c7c30fa3f8b71c8b3fe928802693a57_xlarge.jpg)
新井利幸さん
あらいとしゆきさん。秩父のザ ナショナルCC埼玉でクラチャン1回獲得。「傾斜からのショットは誰にも負けません!」と本人談。※新井さんにはボランティアとしてご協力いただきました。
![画像: 吉岡伸也さん よしおかしんやさん。秩父のユニオンエースGCでクラチャンを2回獲得。人に頼らず自身でスウィングを研究している努力家。※吉岡さんにはボランティアとしてご協力いただきました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/c3f9d266a7c16d12aa1f2e7d9d48d4c68bab1b25_xlarge.jpg)
吉岡伸也さん
よしおかしんやさん。秩父のユニオンエースGCでクラチャンを2回獲得。人に頼らず自身でスウィングを研究している努力家。※吉岡さんにはボランティアとしてご協力いただきました。
ステップ①傾斜に対応するために、足裏に神経集中
ボールの後ろから全体像を把握する
![画像: ボールの後ろから全体像を把握する](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/78ee279345adb8f81e8d22e83f5c6f607550aadb_xlarge.jpg)
ボールのそばに立ち、足裏に神経を集中
![画像: ボールのそばに立ち、足裏に神経を集中](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/e545c3393a46e03d6fa80d9055d73886813a4084_xlarge.jpg)
足をパタパタには意味がある
![画像: 足をパタパタさせることで、自身の重心がどこにあるのか把握できる。傾斜に対してバランスよく構えられるようになる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/1c2575dbf4efc27bbdce94e3917c284e221019d4_xlarge.jpg)
足をパタパタさせることで、自身の重心がどこにあるのか把握できる。傾斜に対してバランスよく構えられるようになる
ステップ②素振り2回で、当たるボール位置をチェック
傾斜の基本ボール位置を知っておこう
「基本的に傾斜によってどうズレるのかを理解しておくことで、素振りをしたときに、よりわかり
やすくなりますよ」と新井さん。
![画像: 傾斜の基本ボール位置を知っておこう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/4c1bd6d27ab69820268db26dae2bbf9027130493_xlarge.jpg)
クラブの落下地点を把握する2回の素振り
どこにクラブヘッドが落ちるのかを、素振りで把握でき、落ちたところがボールを置くべき場所。平らなところとは明らかに違うことに気づくはず。
![画像: クラブの落下地点を把握する2回の素振り](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/69afbf90a9c46200da4107c8ba299a1ec546574f_xlarge.jpg)
振り幅の限界も素振りで把握
傾斜地ではフルスウィングしないため、どれくらい振れるかを素振りで知ることができる。バランスをキープできる振り幅を知り、その振り幅で実際に打とう
![画像: 振り幅の限界も素振りで把握](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/526ae8ef4a37a6ea6840c61a7989336b0f7065f2_xlarge.jpg)
いちばん難しいのはつま先下がり
つま先下がりでは目の高さを変えないこと。ポイントは左ひじ
苦手な人が多いつま先下がり、吉岡さんは〝左ひじ〞だけ意識しているという。
吉岡 つま先下がりは右に飛びやすいライですが、それを意識しすぎると引っかけも出る。私も昔は苦手でした。そこで、私が注意しているのは目の高さ。スウィング中、目の高さが変わらなければミスは少なくなります。
![画像: つま先下がりでは目の高さを変えないこと。ポイントは左ひじ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/f040f23fc8cdf822e2b510c02337746e10dfedd8_xlarge.jpg)
そのためには、左ひじを伸ばしたままスウィングすることが大事です。目と左ひじの関係を変えないように意識してください。つま先下がりでも上体が浮いたりせず、上手くヒットできるはず。私も左ひじを意識し始めてから、つま先下がりが得意になりました。
ひざで調整するのは危険!
「できるだけ平らなライと同じように構えたいので、傾斜だからといってひざを曲げたりはしません。単純に少し近づいて、構えるようにしています」(吉岡)
![画像: ひざで調整するのは危険!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/9e23266d9080ac9e6a4580558715d1e5792c125e_xlarge.jpg)
つま先下がりのポイント①腹筋と背筋で体を回す
足元が安定しないので、下半身を回す意識は持たなくていい。上半身、とくに腹筋と背筋で体を回すと、下がどっしりしたまま上手く回転することができる。
![画像: つま先下がりのポイント①腹筋と背筋で体を回す](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/6c8868d243e141b5a0d2d472dc2ad365445d0031_xlarge.jpg)
つま先下がりのポイント②目線の高さはつねに同じ
目の高さが変わると、ミスの確率が増えてしまう。左ひじの伸びを意識しながら、目の高さが変わらないように注意するのがポイント。
![画像: 目線の高さを変えないのがコツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/64eb09932be219a61249d446e0cf3bd77ce6c3f9_xlarge.jpg)
目線の高さを変えないのがコツ
つま先下がりのポイント③左に少し体重移動。手打ちは引っかけに!
その場で振る意識が強すぎると、手をこねる動きが入り、スライスしやすい。つま先下がりでも引っかけのミスが出やすくなる。そのため少し左へ体重移動するといい。
![画像: 気持ち左へ体重移動しよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/a82f0dadc374cd81a4ba1de10b83487047a022e9_xlarge.jpg)
気持ち左へ体重移動しよう
吉岡さん’s つま先下がりスウィング
![画像: 下半身よりも上半身を回す](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/90728be73b1deaf7c574ce256031da919d3555c6_xlarge.jpg)
下半身よりも上半身を回す
![画像: ボールとの距離が変わらない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/f47486389818af5d224e7838a5842b3ee3df4279_xlarge.jpg)
ボールとの距離が変わらない
![画像: そのまま振り抜く](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/599fe659dc7bfcd348d78cc3425988e89deb0dab_xlarge.jpg)
そのまま振り抜く
![画像: バランスよくフィニッシュ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/23/a85e846b6d120c6b37cf7a4b3000dcf546754ce7_xlarge.jpg)
バランスよくフィニッシュ
PHOTO/Takanori Miki、Yasuo Masuda
THANKS/ザ ナショナルカントリークラブ埼玉
週刊GD2018年7月17日より