高初速エリアがさらに拡大!今度のRSは真ん中を外しても飛ぶ!
ギリギリの飛びを、ギリギリの広さで体感
かねてから”ギリギリ”追い求めてきた「RS」。このギリギリは反発規制ルールの上限”ギリギリ”を指すものだったが、これ以上追及すれば一線を越えてしまうのは明らか。
そこでプロギアの次なる一手は、「ギリギリエリアの最大化」だった。
![画像: ”ギリギリ”エリアの拡大で、打点が上下左右にズレても、飛距離がほとんど変わらない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/e6c9b8d15884cda8a61bc7cc0adb54727811d71c_xlarge.jpg)
”ギリギリ”エリアの拡大で、打点が上下左右にズレても、飛距離がほとんど変わらない
RSの特徴であるフェース面近くのクラウンに角度をつけた「Wクラウン」を進化させフェースのたわみを大きく、さらにフェースの厚肉部分を縮小することで、高初速エリアが拡大された。
少々真ん中からズレても、ギリギリの飛びを実現する。
![画像: フェースのたわむ面積を増やしたことで、高初速エリアが拡大](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/7c1820cfd0f46772f580eca82882491a51dce009.jpg)
フェースのたわむ面積を増やしたことで、高初速エリアが拡大
![画像: 中央の厚肉部分、周辺部の薄肉化を進め、センターを外しても初速を落ちにくく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/ede7098e9fac6ebb159303e3c85c657ffb01a763_xlarge.jpg)
中央の厚肉部分、周辺部の薄肉化を進め、センターを外しても初速を落ちにくく
![画像: フェース面の数値は簡易CT測定器で全品検査・管理](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/98816ee983cc2765b872016a2b15eb18a308aa13_xlarge.jpg)
フェース面の数値は簡易CT測定器で全品検査・管理
さらに開発チームは、「慣性モーメント」に着目。ヘッド内部の重量配分を突き詰めたことで、ヘッドの直進性を格段に上がっている。
上下、左右に打点がズレてもヘッドが動きにくくなったことで、ボールとヘッドが正面衝突しやすくなり、初速ロスを大幅に軽減。
プロギアのクラブを知り尽くす、内藤雄士プロコーチも、「トウやヒールでも距離がほとんど変わらないんです。打感はトウやヒールだとわかるのに、ちょっと不思議な感覚です」と語る。
フェードで飛ばせるRS F、ドローで飛ばせるRS
![画像1: フェードで飛ばせるRS F、ドローで飛ばせるRS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/6c8d408f9fc4741478cf1a899450acb46883c957_xlarge.jpg)
![画像2: フェードで飛ばせるRS F、ドローで飛ばせるRS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/20/6dbff16bf15a5cba77662eb15ece26e5a260462d.jpg)
RS F(左)は特に上下のズレに強く、RS(右)は特に左右のズレに強い
RS Fは、フェース寄りと後方を肉厚化したことで、比較的上級者に多い上下の打点ズレに強いドライバー。ちなみにRS Fはカーボンクラウンヘッドだ。
RSは、サイドと後方を肉厚化したウェート配分。アベレージクラスに多い左右の打点ミスに強いモデル。
ギリギリの飛びを、ギリギリの広さで味わえる。新たな怪物ドライバーの予感だ。
PHOTO/Takanori Miki
月刊GD2018年9月号より