ー上半期ヒット用品 アイアンー
ローグスターアイアン（キャロウェイゴルフ）
打感の軟らかさを併せ持った、新時代の飛び系アイアン
球が上がるのは5I~8Iのヘッド下部トウ側に内蔵されたタングステンウェートのおかげ。重心が低くなるだけでなく、慣性モーメントが高くなり、オフセンターヒットに強いという、やさしいのに飛ぶアイアンになっている。
フェース全体を薄肉化したことで、より高く、より速く球を打ち出せ、飛ぶといわれた前作「エピックスター」を超える飛距離性能を実現している。芯を感じる打感の良さも秀逸。
スポンジのような構造である「ウレタン・マイクロスフィア」を吸収材に使用。打感や打音などのフィーリング面を損なわずに飛距離性能を高めている
大きめのヘッドで重心距離は長いが、オフセットが強いのでつかまりはいい。スライサーにもぴったり
[ローグスター アイアン]
ゴルフ5上半期アイアン 3位
つるや上半期アイアン 5位
ヴィクトリア上半期 3位
二木ゴルフ上半期 6位
有賀園上半期 3位
ゼクシオ テン アイアン（ダンロップ）
ストロングロフト＆長尺化で飛距離性能アップ
4番からAWまでを、これまでよりストロングロフトに。カーボンシャフトは長尺化して飛距離性能を強化した。
ヘッドサイズを大きくし、ソールにタングステンを配置することで低重心化。弾きの良いチタンフェースと相まってボールが楽に上がるゼクシオテンだ。
構えやすい形状のまま、ソール内部の高比重タングステンニッケルウェートをヘッド後方に配置。深重心化と上下の慣性モーメントをアップしている
アイアンの売り上げはゼクシオテンが5冠を達成した。
[ゼクシオテン]
ゴルフ5上半期アイアン 1位
つるや上半期アイアン 1位
ヴィクトリア上半期アイアン 1位
二木ゴルフ上半期アイアン 1位
有賀園上半期アイアン 1位
ー上半期ヒット用品 ウェッジ編ー
マックダディ4 ウェッジ（キャロウェイゴルフ）
スッと抜けて、キュッと止まる
従来とは逆の発想で、フェース表面の溝と溝の間にCNCミルドで凸状のラインをつくったことで、摩擦係数を向上させ激スピンを生み出した。
多面ワイドソールでやさしさをもちつつ、操作性が良いのも特徴。
溝間の凸状ラインが激スピンを生む
操作性の高い多面ワイドソールと、触ればわかるスピン性能
[マックダディ4]
ゴルフ5上半期ウェッジ 2位
つるや上半期ウェッジ 2位
ヴィクトリア上半期ウェッジ 3位
二木ゴルフ上半期ウェッジ 7位
クリーブランド RTX F-FORGED II
アプローチがやさしくシンプルに!
軟鉄鍛造ならではの軟らかい打感に加え、新開発の「専用ワイドVソール」により、ラフやバンカーでの振り抜きも向上。飛距離コントロールがしやすく女子プロも使用している。
滑りのいいソール（左）と、ボールを包み込むグース形状（右）。ヘッドが潜りにくく、ボールが拾いやすい
[クリーブランドCBX]
ゴルフ5上半期ウェッジ 5位
PHOTO/Takanori Miki、Tomoya Nomura
週刊GD2018年7月31日号より
