3月に40歳になり、今シーズンはあらゆるクラブにマイナーチェンジを施したという武藤。新セッティングは「ナチュラルに振れる」ことに重きを置いたという。そのこだわりを聞いた。
つかまりがよく飛距離がアップ!
「ドライバーのMP TYPE︲1は、弾き系の弾道で、飛距離がかなり伸びました。それも、いきなり飛び出すのではなく、しっかりとフェースに乗ってから前に飛ぶので、打感もイメージどおりです。
ドライバーに限らず、大事なのはフェースがやや左を向いていること。力に頼って振り回さなくていいので、自然に振って強い球が打てる。『つかまる顔だからこそ、つかまえなくていい』という発想です」(武藤)
ロングアイアンからUTにチェンジ
「さらに、長年入れていたロングアイアンをUTに替えました。球の上げやすさを第一に考え、ロングアイアンからUTに。無理に上げようとしなくていいので、スウィングが崩れなくなりまた」
アイアンはソールの形状にこだわりを持つ
以前、使っていたミズノMP︲64ルークソールのイメージで、縦方向にも横方向にも丸みができるように削りを入れました。おかげで、ヒールからクラブを入れてトウ側に抜いていくという打ち方も自在にできるようになりましたね。(武藤)
50度を入れ100Y前後を強化
「ウェッジは今季から新たに50度を追加。120ヤードを54度でフルショットしていた結果、バックスピンで戻りすぎていた。50度を入れたことでそういったミスがなくなりました」
オートマチックに打てるパター
ドライバーからパターまで、すべて見直し!
PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD7月17日号より