ツアー選手権での劇的逆転優勝で、全英オープンにも出場した市原弘大。そのクラブ選びは独特。クラブに関してはフリーなので、我々アマチュアと同じように、中古ショップやネット通販で買うことが多いのだとか。自分で試すことでメーカーの方にもよる深い話ができると思うので、不便だとは感じていないんだそう。
力まず振っても飛距離が出せて、操作性も高い
今季から使用しているキャロウェイのローグ サブゼロ。
「飛距離はもちろん、コントロール性が高いところが気にいっています」
フェアウェイウッドは、思い通りの弾道が打てるもの
フェアウェイウッドに求めるのは。いろいろな球を打ち分けられる操作性。
「キャロウェイのスティールヘッドXRは距離も出ますし、小ぶりで操作性がよく曲げることもできます」
つかまりすぎず、安心してターゲットを狙えるUT
「ハイブリッドなのにつかまり過ぎず、他のすべてのクラブと同じ流れで打てるところがいいですね」
初優勝をたぐり寄せた58度のウェッジ
ツアー選手権の最終ホール、優勝を決めた1打はフォーティーンRMカスタム58度(写真右)。
「寄るとは思ったけど、まさか入るとは思いませんでした」
「フェースが柔らかすぎず、飛びすぎないヘッドが好きですね」
10年間愛用する長尺パター
「長尺パターは希少になっていて、中古ショップで見かけたらストック用に買います」
操作性重視の14本。現状に満足せず、変化を恐れないセッティング
PHOTO/Hiroyuki Okazawa
週刊GD2018年8月7日号より