バンカーが苦手です。ヘッドをドンッと強く入れる打ち方を意識していますが、いつも失敗します。田村さんの言う「ソールからおじゃまします」を詳しく教えてください。(35歳 平均スコア100)

バンカーでヘッドをドンッと入れてしまうのは、「ヘッドが砂の抵抗を強く受けて、ボールが出ないんじゃないか」と感じてしまうからではないでしょうか。

バンカーショットでウェッジの歯(リーディングエッジ)のほうから砂に入ってしまうと、ヘッドが砂の中にもぐっていきます。

例えるなら、シャベルを砂に突き刺して砂を掘り起こす感じでしょうか。これでは砂の抵抗が大きく、強く打ってもボールが出ません。だから、もっと強く振ってしまう。

画像: バンカーではハンドレートに構えて、ソールの後ろ側から接地させましょう

バンカーではハンドレートに構えて、ソールの後ろ側から接地させましょう

つまり、ハンドファーストでフェースを目標に向けると、ウェッジの歯が一番先に接地し、ヘッドが砂にもぐってしまう。

だからその逆で、ハンドレートにしてフェースを若干開いてあげればいいんです。そうすると、ソールの後側(トレーディングエッジ)が前側よりも低い位置になり、ソールが後ろ側に傾きますね。これがバウンス角と呼ばれるものです。

それからは飛行機の着陸をイメージして、トレーディングエッジから接地し、徐々にソールの前側が砂に触れていけばいいんです。

画像: この状態が私が言う 「ソールからおじゃまします」です。 カンタンですよ!

この状態が私が言う
「ソールからおじゃまします」です。
カンタンですよ!

田村尚之ゴルフQ&A

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