1分30秒の戦い
東名カントリークラブのドライビングレンジ。ここは1か月前に「日本ドラコン選手権 決勝」の熱い戦いが繰り広げられた、ドラコンの聖地。その同じ場所でジュニアゴルファーたちが大人顔負けの飛ばしを披露してくれた。
ルールは1分30秒の間に3球を打ち、最も飛んだショットの飛距離を競うもの。男女とも予選の上位6名が決勝に勝ち進み、ジュニアドラコン日本一を決定。
男子優勝は319ヤード! 田丸泰地くん(高校2年)
男子は予選通過が304ヤードというハイレベルな戦いとなった。
決勝でも6人中5人が300ヤード越え。しかも高校生がいる中、中学生の佐藤匠真くん(陵南中学2年)と堀太陽くん(勝田第一中学3年)が決勝に進み、佐藤匠真くんが3位に入賞した。
優勝したのは319ヤードを記録した田丸泰地くん(鹿島学園相模原高校2年)。「来年も連覇を掛けて頑張ります」と飛ばしへの自信をうかがわせた。
1位 田丸泰地 319ヤード 鹿島学園相模原高校2年
2位 麻生悠人 312ヤード 中央大学附属横浜高校1年
3位 佐藤匠真 307ヤード 陵南中学2年
4位 堀 太陽 304ヤード 勝田第一中学3年
5位 森山友貴 303ヤード American Heritage High School(米国)
6位 加治屋龍之介 292ヤード 堀越高校2年 ※敬称略
女子優勝は大田紗羅さん(高校3年)、169cmの長身を活かし263ヤード!
予選から260ヤード級の戦いとなった女子ジュニアドラコン。
予選で262ヤードをマークした中学3年の高橋優愛さん(日本大学第一中学)が予選を勝ち上がり、3位に入賞。「中学生が3位に入って、すごいなと思いました」と出場した女子高生たちの度肝を抜いた。
優勝したのは、263ヤードをマークした大田紗羅さん(東日本国際大学付属平昌高校3年)。169センチの長身を生かしての優勝。
「ドライバーには自信があります。6月からスウィングを変えてきた成果がでました」と大満足。(大田さん)
「選考会の後で疲れていたけど、仲の良い友達と一緒に楽しみました」
1位 大田紗羅 263ヤード 東日本国際大学平昌高校3年
2位 山邊里奈 260ヤード ルネサンス大阪高校2年
3位 高橋優愛 255ヤード 日本大学第一中学3年
4位 天野真里菜 253ヤード 厚木北高校2年
5位 長谷川せら 247ヤード 各務原高等学校1年
6位 Napua Glossner 245ヤード Scripps Ranch High School(米国)
米国サンディエゴのジュニアチームもドラコン出場
米国からもサンディエゴ・ゴルフチームが参戦。米国サンディエゴで開催されたアーロン・バデリー インターナショナルチャンピオンシップで交流を深め、今回のジュニアカップで来日。男子はMoriyamaくんと女子はNapuaさんがドラコンの予選を勝ち進み、日本選手との交流を楽しんだ。