シーズン序盤戦は思うようなゴルフができず、成績を残せずにいた松田鈴英だが、後半戦に入ってからは徐々に自信のゴルフが噛み合い始めている。そんな彼女のセッティングは?
ツアー初優勝を目指す“感覚派”
昨年末からスウィング改造に取り組み、その成果が出始めている証しだと言えるが、一番の成果はドライバーの精度が高まったことと飛距離アップだ。
「ドライバーは20ヤードくらいは伸びていると思います。球筋をフェードに変えたことで、正確性が上がったことが自分にとって一番大きい。正確性が高まり、トータル飛距離が伸びたのだと思います。以前のモデルをずっと使い続けていますが、打感などのフィーリングが気に入っていて、手離せないクラブになっています」(松田)
アイアンを選ぶ基準は“操りやすさ”。ツアーB X-CB
もともと感覚派の松田は、クラブも自身のフィーリングを一番大事にしている。アイアンは、ヘッド自体は小ぶりで操作性が高いタイプをチョイス。ソール部分に肉厚があるため、ボールの上がりやすさは保ちながら打感のよさも気にっていると話す。
強気に攻められるフェアウェイウッド
「フェアウェイウッドは操作性の高さに加えて、楽に飛距離を出すことができる点が気に入っています」
アイアン感覚でピンポイントに狙えるJGRのユーティリティ
勝負所はこの3本。50、52、58度のツアーBウェッジ
方向性のいいマレット、オーワークスR-LINE
ツアー初優勝に向けて、試合をこなすごとにレベルアップする松田から終盤戦は目が離せない。
フィーリング重視で選んだ14本
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2018年9月25日号より