試打したのはこの2人プロ
![画像: 小暮博則プロ(ヘッドスピード44m/s役) 誰でも簡単にマスターできる「1軸論」を提唱。クラブにも詳しいパーフェクトゴルフアカデミー主宰。今回はヘッドスピード44m/sで試打してもらった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/4a2d7345a37842eff0f3bef9b8b28b1dd79f456b_xlarge.jpg)
小暮博則プロ(ヘッドスピード44m/s役)
誰でも簡単にマスターできる「1軸論」を提唱。クラブにも詳しいパーフェクトゴルフアカデミー主宰。今回はヘッドスピード44m/sで試打してもらった
![画像: 藤原慶昌プロ(ヘッドスピード40m/s役) ジュニアゴルファーを中心にやさしく、わかりやすい指導が評判。今回はヘッドスピード40m/sになりきって、アマチュアの気持ちで試打してもらった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/90b97f2754a6d40d59cf969b0b407a651336eea1_xlarge.jpg)
藤原慶昌プロ(ヘッドスピード40m/s役)
ジュニアゴルファーを中心にやさしく、わかりやすい指導が評判。今回はヘッドスピード40m/sになりきって、アマチュアの気持ちで試打してもらった
2018モデルからみつけた「3つの」つかまり性能。つかまらないドライバーでは飛ばせない
![画像: 藤原プロ(左)、小暮プロ(右)がアマチュアの気持ちになって新作ドライバーを試打研究](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/f4f53c46aeeb2b9141d2645b42b156899569c652_xlarge.jpg)
藤原プロ(左)、小暮プロ(右)がアマチュアの気持ちになって新作ドライバーを試打研究
小暮 ヘッド体積が小さめのモデルか、投影面積が小さく見えるドライバーは、重心距離が短く、ヘッドターンがしやすいです。
藤原 だから自分が思うようにフェース面をコントロールしてドロー、フェードが打ち分けられます。もちろんそういったドライバーはボールをつかまえることもできます。
小暮 これがひとつめの「つかまりのよさ」になります。
藤原 「TS3」、「RS F」、「TW747 455」がこのコンセプトを持つ仲間になります。
小暮 とくに「TS3」は、打ちやすくなっていて、右にいかないやさしさがあるのに、ヒールが出ていて左にもいきにくくなっています。高さの打ち分けも容易になりました。
![画像: 「TS2」「TS3」の弾きの良さに驚かされたという小暮プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/df687f45f7e0e239e326011525062ba043164466_xlarge.jpg)
「TS2」「TS3」の弾きの良さに驚かされたという小暮プロ
藤原 そして2つめの「つかまりのよさ」は、完全に右に曲がる球、スライス、プッシュアウトの防止です。
小暮 「Mグローレ」はライ角がアップライトで、9番アイアンを構えているような安心感がいい。やさしいだけのドライバーかな? と思ったら、飛距離性能もちゃんとある。
藤原 色の効果もありますが、ヘッドが大きく見えます。打ち出しも高く、シャフトとのマッチングがいいですね。「インプレスUD+2」はわずかにオフセットでいかにもスライス防止の感じがしますが、ヘッドが返りすぎる感じもなく、吹き上がりもありませんでした。
![画像: 「Mグローレ」はクラブ全体で飛距離を生んでいる印象でしたと語った藤原プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/93b46927c46bef1515499aa528c4a2d497461a9f_xlarge.jpg)
「Mグローレ」はクラブ全体で飛距離を生んでいる印象でしたと語った藤原プロ
小暮 3つめの「つかまりのよさ」は、大きく見えるヘッドでも、ボールが逃げることなく、ちゃんとつかまえられることです。
藤原 かつての大型ヘッドはフェースの返りが遅く、インパクトでフェースが開いてしまうことが多かった。それを防ぐためにフックフェースになっていました。今はどれもストレートフェースで「いい顔」をしています。「TW747 460」なんか高弾道のイメージがよく出ています。
小暮 重心深度が深くなったこと、クラウンがカーボン製になったことで、ヘッドの各パーツが軽量化し、内部構造でいろいろ調整が可能になったのが大きいでしょう。「ローグスピードスター」はつかまりがいいにもかかわらず、つかまりすぎないので、プロもアマチュアも使うことができます。
藤原 ストレートフェースでもすっぽ抜けることがなく、ボールをとらえている感じがちゃんとしています。
上級者が好む「つかまり」は、ボールをグッととらえてコントロールできる
プロ、上級者はフェース面のコントロールがしやすく、自分の技術でボールをつかまえていける。フェース面の操作ができないと、フェースは開きやすくなる。
2018年モデル/該当ドライバー タイトリストTS3/プロギアRS F/本間TW747 455
![画像: 左から)タイトリストTS3/プロギアRS F/本間TW747 455](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/7a0697effe452efa7c66904dd053c7a0c3e3acb1.jpg)
左から)タイトリストTS3/プロギアRS F/本間TW747 455
スライスを防ぐ「つかまり」。アウトサイドインに振っても右に曲がらない
アウトサイトインのカット軌道でスウィングしても、ボールにはストレート、もしくはドロー回転がかかる。右曲がりの打球に悩む人にはぴったりの機能。
2018年モデル/該当ドライバー インプレスUD+2/テーラーメイドMグローレ
![画像: 左から)インプレスUD+2/テーラーメイドMグローレ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/0ee120a74f8b1c78692f0a7a3c61a3574d9a507b.jpg)
左から)インプレスUD+2/テーラーメイドMグローレ
つかまるけど、つかまりすぎない。大きく見えるヘッドでもストレートフェース
重心が深いためボールが上がりやすく、いきなり右に飛び出すことはない。見た目が美しく、内部構造によって工夫が施されている。
2018年モデル/該当ドライバー プロギアRS/ローグ スピードスター/本間TW747 460/タイトリストTS2
![画像: 左上から時計まわりに)プロギアRS/ローグスピードスター/本間TW747 460/タイトリストTS2](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/22/02219f73e2ca88b7fd162629ddb89665d97cc05d_xlarge.jpg)
左上から時計まわりに)プロギアRS/ローグスピードスター/本間TW747 460/タイトリストTS2
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![画像: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/10/26/2ea306fc7fe44dbcc98cd835d72bed8b49e7304b_xlarge.jpg)
週刊GD2018年10月30日号より