試打したのはこの2人プロ

小暮博則プロ(ヘッドスピード44m/s役)
誰でも簡単にマスターできる「1軸論」を提唱。クラブにも詳しいパーフェクトゴルフアカデミー主宰。今回はヘッドスピード44m/sで試打してもらった

藤原慶昌プロ(ヘッドスピード40m/s役)
ジュニアゴルファーを中心にやさしく、わかりやすい指導が評判。今回はヘッドスピード40m/sになりきって、アマチュアの気持ちで試打してもらった
軽さは武器になる。でも、振り心地を変えてはいけない

「軽量と聞くと非力なイメージがありますが、このドライバーは違います。ワッグルや素振りをしても、しっかり感が伝わってきます。標準的な重さのドライバーと同じタイミングで打つことができ、普通に振るだけでヘッドスピードがアップします」(小暮)
「ボールはつかまるし、スウィングしやすい。振り遅れることがないので、もっと振りたくなるドライバーです」(藤原)
プロが使うドライバーとまったく同じヘッドでありながら、ヘッドスピードが遅めの人まで使える「ローグ」の設計コンセプトの高さが発揮されている。
【飛び秘密を研究】反発性能にヘッドの速度が加わった

スピードスターの特徴①/最大級のカーボンクラウン

最先端をいくキャロウェイのカーボンテクノロジー。歴代最大級のカーボンクラウンでヘッド上部の軽量化を図った。重心をより最適な位置に設定できる。
スピードスターの特徴②/ビュンと振れて頼れる超軽量シャフト

最軽のシャフトよりさらに約3グラムの軽量化に成功。調子を中元調子に設定することにより、振り遅れを防ぎ、ボールをつかまえやすくした。
スピードスターの特徴③/新ジェイルブレイクで初速がさらに上がった

ヘッド内部に立つ2本の柱。さらに洗練され柱部分が細くなり、軽量化された。フェースの反発を高め、ヘッドの重量配分に磨きがかかった。
スピードスターの特徴④/ドローが打てるヒール寄りウェート

ローグのウェートはヒール寄りにある。大型ヘッドのターンを促し、ボールをつかまえやすく、ドローを打ちやすくした。
「ローグスター スピードスター」

ローグスター スピードスター

ローグスター スピードスター フェース面


【スピードスターの弾道分析】
ヘッドスピード40m/sでは初速、飛距離とも申し分なし。44m/sとの弾道データを比較してみると、ヘッドスピード「遅め」の方がメリットは大きかった。
【ヘッドスピード40m/s役の藤原プロのスピードスター試打感想】

「ローグが使いたくても使えなかった人には、待っていました、というスペックでしょう。打ち出しは高く、ボールの弾きがよく、正直飛ぶと思います」(藤原)
【ヘッドスピード44m/s役の小暮プロのスピードスター試打感想】

「軽いけど、頼りない感じがない。ヘッドが利いていてボールがつかまって飛びます。軽量なのにクラブがねじれることがなく、振りやすいです」(小暮)
【2018秋の新作ドライバー特集】もぜひご覧ください!

週刊GD2018年10月30日号より