「ムッシュ・ビバンダム」や「ビブ」の愛称で呼ばれる、タイヤメーカー「ミシュラン」のキャラクター、ミシュランマン。誰もが知っているあのモコモコとした愛らしいスタイルは、何をモチーフにつくられたんでしょうか?
フランスでは「ビバンダム」、世界的には「ミシュランマン」
タイヤメーカー、ミシュランのキャラクターはご存じミシュランマン。「ビバンダム」という愛称のほうが知られているが、日本では「ミシュランマン」という呼び方が正解なんだそう。公式には、英語圏でミシュランマン、フランス語圏ではビバンダムという愛称に統一している。
ミシュランマンが誕生したのは、なんといまから120年も昔のこと。だから「世界でもっとも古いキャラクターのひとつ」として知られている。
では問題です。このミシュランマン、登場時はなにをモチーフにつくられたのでしょう?
ミシュランのキャラクターはなにをモチーフにした?
正解は、タイヤでした。
ミシュランマン(ビバンダム)は1898年に登場した。2018年現在で120歳を迎えた、世界でもっとも古いキャラクターのひとつです。創業者であるミシュラン兄弟が、タイヤが積まれた山を見て「タイヤ人間だ!」と言ったのがきっかけとのことだが、その当時はまだ名前がなかったそう。
タイヤをモチーフとしているのに、身体の色が黒ではなく白いのは、当時のタイヤはまだ、補強材として使われるカーボンブラックが含まれておらず、すべて「ホワイトタイヤ」だったためなのだ。