昨シーズン念願のツアー初優勝を飾った福田真未。今年は北海道meijiカップで優勝し、着実にツアーのなかでも存在感を増してきている。自身が「2勝目につながったのは、最終日11番での9番アイアンの1打」と話すように、アイアンに対して全幅の信頼を寄せる。
アイアンで2度、2打目を直接カップイン
今、一番の武器になっているのはアイアンだという。「優勝した明治カップの時は、最終日の11番ホールで、2打目を9番アイアンで1メートル弱にピタッと付けられたんです。そのショットは、優勝にもつながったと思いますし、自分のなかで、アイアンに対する自信が持てた一打になりました。今年はほかにも、アイアンで2打目が2回も直接カップインしていますし、本当に信頼できるクラブです」
福田がすべてのクラブに求めるのは、構えたときのスクェア感。そして、打感はダイレクトに手に伝わる感覚のあるクラブが好み。「このアイアンは、ヘッドがとてもシンプルで、自分好みの見え方をします。本当にオーソドックスなヘッドデザイン。打感が軟らかく、インパクトで球を押す感覚が出せます。球が押せると、自分の思った球筋で攻めることができるので、ゴルフの幅が広がりました。ヘッドの抜けも良く、ラフからでも自信を持って振っていくことができます」
見た目、打感、操作感、すべて最高「RMX118」アイアン
小ぶりでスクェアな顔が気に入っている「RMX116」
ドライバーは少し小ぶりな顔で、打感がいいのが好み。「打感もダイレクトでいいですし、操作性も高いです。シャフト含めてインパクトのタイミングが合う」と安心してスウィングできるとお気に入りだ。
エピックの飛び系3Wと、ラフからも振り抜ける2本のオノフUT
ボーケイ3本体制、48、52、58度
4年間使っているエースパター、オデッセイ タンク クルーザー
このクラブで3勝目を狙う
PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD2018年11月13日号より