三浦桃香プロ
みうらももか。宮崎県出身。169センチ、52キロ。勝みなみ、小祝さくらと同学年"黄金世代"のひとり。9月に行われたツアープロによるドラコン女王コンテストでは266.6ヤードで3位に入った。
高いトップでクラブの重さを行かしてスウィング
![画像1: 【三浦桃香】黄金世代の飛ばし屋。細身の体で250ヤード飛ばせるのは「高いトップ」と「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」。ドラコン王・南出仁寛プロが解説](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/cb25898f75e2497d2abd4976a0f1b16ed6b5434f_xlarge.jpg)
![画像2: 【三浦桃香】黄金世代の飛ばし屋。細身の体で250ヤード飛ばせるのは「高いトップ」と「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」。ドラコン王・南出仁寛プロが解説](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/748e9c9ad64257eac8dab1f4fdb64b8cfc7346ec_xlarge.jpg)
![画像3: 【三浦桃香】黄金世代の飛ばし屋。細身の体で250ヤード飛ばせるのは「高いトップ」と「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」。ドラコン王・南出仁寛プロが解説](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/ac488eb08569f9301485aed41ae8a5780661a63a_xlarge.jpg)
![画像4: 【三浦桃香】黄金世代の飛ばし屋。細身の体で250ヤード飛ばせるのは「高いトップ」と「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」。ドラコン王・南出仁寛プロが解説](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/c9a7fe516f6fa8a5ab8b6dfb59dc6d15440cbafe_xlarge.jpg)
ドライビング女王コンテスト(9月開催)で使用したドライバー
ヘッド/プロギアRS-F
シャフト/三菱ケミカルKUROKAGE XT60
ボール/スリクソンZ-STAR XV
飛ばしの基本中の基本であり、三浦プロのスウィングを見てもわかりやすいのは、インパクト時点で頭の位置がボールよりも後方にある『ヘッド・ビハインド・ザ・ボール』だということ。(南出)。
頭がボールの後ろに留まっている体勢は、飛ばす方向に進むヘッドと反対方向の力を生み出します。ヘッドと頭(とくに右半身)が逆方向に引っ張り合うため、ヘッド速度が上がり、それが飛距離アップに直結します。
さらにテークバックを見ると、トップの手の位置が非常に高いです。高い位置からクラブの重さと重力を活かしているので、ヘッドの加速力が高まります。自分の力で引き出したスピードではないので、スウィング軌道がとても安定します。
高いトップですが、下半身上下左右にブレないまま(ベルトの)バックルが飛球線の後方へ向くくらい上体から腰を回せています。ここも細身の体で爆発的な力を引き出す秘密と言えますね。
【解説】南出仁寛プロ
1978年生まれ。大阪府出身。432ヤードの日本記録を持つプロゴルファー。今秋、日本人最多となる11度目のドラコン世界大会に出場。世界10位の記録も持つ
【三浦桃香プロ自身は、飛ばしたいときに、どんな意識で振っているのか?】
![画像: 高いトップでクラブの重さを行かしてスウィング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/111e832a4c7cc943a8fbd6b6ca7b2b177011643b_xlarge.jpg)
桃香's POINT1「グリップをいつもより長く」
![画像: 「普段は短めに握っていますが、飛ばすときは指2本ぶん長く持ちます。スウィングアークが大きくなり遠心力も大きくなります」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/e999843b49a14efb252d64a6c5c0933c0113dadf_xlarge.jpg)
「普段は短めに握っていますが、飛ばすときは指2本ぶん長く持ちます。スウィングアークが大きくなり遠心力も大きくなります」
桃香's POINT2「ボール位置を左に、高くティアップ」
![画像: 「左が通常の位置。右が飛ばしたい時の位置。スウィング軌道の最下点がボールの手前になり、上がり際で打つことができます」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/be2d727205147377344d3226e5f2bae04f2be706_xlarge.jpg)
「左が通常の位置。右が飛ばしたい時の位置。スウィング軌道の最下点がボールの手前になり、上がり際で打つことができます」
桃香's POINT3「インパクトまで右肩をキープ」
![画像: 「右サイドを残すことでヘッド速度が上がります。右肩を出すのはインパクトの後です」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/c140e55b0b0965a6eba7b35b09db8ef83bb5f654_xlarge.jpg)
「右サイドを残すことでヘッド速度が上がります。右肩を出すのはインパクトの後です」
桃香's POINT4「打つ前に、この素振り」
![画像: 足閉じ素振りでヘッドの重さを感じてから打つ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/12/9902adc9ee8a771e63d34a164c708c98396240d9_xlarge.jpg)
足閉じ素振りでヘッドの重さを感じてから打つ
下半身を使わないことで、体の開きが抑えられ、クラブの遠心力を感じて腰を回転させるイメージがつきやすいです。重心がブレなくなり、クラブの重さを生かせるようになります。(三浦)
月刊GD2018年12月号より