昨年の賞金ランク51位から2018年ランク30位とV字回復を遂げた酒井美紀。ギアで言えば、最大の功労者がゼクシオテンのドライバーだったという。女子プロの中でもクラブへのこだわりが強い酒井が、使い慣れたスリクソンからゼクシオのドライバーにスイッチした理由とは?

さかいみき/1991年生まれ福島県出身 2018年、出場37試合で賞金3924万円を獲得しランク30位。フェアウェイキープ率は77.76%で1位、平均飛距離は226.8ヤード
“曲げない屋”が、ゼクシオテンで飛距離を手にした
「昨年(2017年シーズン)は、賞金ランキング51位と思うように成績が残せなかったので、今年からドライバーをゼクシオテンに替えました。もともとクラブは小ぶりな顔が好みで、ゼクシオを初めて構えたときは『大きいな』と、少し違和感がありました。ですが、打ってみると、『ミスをした』と思ったときでも、飛距離は出ているし、曲がり幅が少ない。昨年はドライビングディスタンスも最下位だったのに、今年(2018年シーズン)は、春の『フジサンケイレディス』で、好条件ではあったんですが、296ヤードも飛んだのです。それがすごく自信になりました」(酒井)

ゼクシオテンの顔。「最初は大きなヘッドが見慣れませんでしたが、打つと最高でした」

ゼクシオテンで290ヤードを超すドライブも記録した酒井

シャフトはスピーダー661エボルーションⅢ
「ゼクシオはスウィートエリアが広く、ミスをしても距離のロスが少ない。シャフトとの相性もよく、飛んだうえに、コントロールもしやすいです」。ボールコントロールには自信を持つ酒井、ロフトは8.5度。
ジュニア時代から人生でドライバーのOBは一度きりという名手が、飛んで曲がらないとお墨付きを与えたゼクシオ。他のクラブはハードスペックのスリクソンだが、もう一本、ゼクシオが入っている。それが9番ウッドだ。
「今まで4Iだったのを、今年から『クラブに頼ろう』ということで、9番ウッドにしました。楽に振れて、ラフからでもピンが狙えるクラブです」。ドライバーと9番ウッドはゼクシオ、それ以外はスリクソンというセッティングでランキングもジャンプアップ。クラブセッティングの重要性を再認識したシーズンとなった。
バッグに入る「もうひとつのゼクシオ」、4Iに替えて9W

「楽に距離が出せて、スピンもかかる」と、距離のあるセカンドで重宝しているゼクシオの9W
3、5、7Wは小ぶりで振り抜きのいいスリクソン

基本的には小ぶりなヘッドが好み。190〜210ヤードを狙う3WはスリクソンZ F85

5Wと7WはスリクソンX525
小ぶりヘッドのスリクソンZ945は4年目

アイアンは4年前から使うスリクソンZ945

ファンの「関ジャニ∞」と「嵐」の刻印はお馴染み
ウェッジは50、56度。クリーブランド588・RTX2.0

ウェッジは50度、56度の2本体制

「ウェッジは大きめで丸いヘッドが好み」。クリーブランド588・RTX2.0 56度のSW
ジュニア時代からパターはずっと2ボール

「強めにヒットしてもフェース素材が衝撃を吸収しくれるので、ミスヒットをカバーしてくれる」
今シーズン活躍した9W、165~170Yでピンを狙う

PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD12月4日号より