2018年、欧州ツアーに参戦し、2019年も引き続き挑戦を続けるという宮里優作。クラブセッティングも海外仕様にシフトチェンジを試みている。
欧州ツアー2年目へ。超小ぶりヘッド1W「ツアーB XD-3プロト」
18年終盤から投入したヘッド体積260㏄のドライバー「ツアーB XD-3」。
「欧州ではティショットがタイトな場合が多いのです。正確に運ぶには、僕はヘッドが小さく操作できるほうがいいんです。大きなヘッドだと、アイアンとは打ち方を変えないといけなくなるので、スウィングのリズムが微妙に崩れるんです。このドライバーはアイアンと同じ感覚で打てます」
持病の腰痛などもあり、18 年は国内海外ともにいまひとつの成績に終わった宮里。超小型ドライバー投入でスウィングを一本化し、新シーズンは巻き返しを期す。
飛距離が計算できる3W「ピンG」
5W代わりの3UT「ピンG クロスオーバー」
フリー2年目の18年はヨネックスのアイアンで戦った「EZONE CBフォージド」
海外のコース攻略に52・57・62度の3本体制「ツアーB 無限」ウェッジ
「マスターズや、欧州の試合を経験して感じたことは、ロブウェッジの重要性です。欧州ツアーは、暑い国から寒い国まで転戦するので、試合によって芝質がまったく違う。日本では60度のウェッジを入れていたのですが、それだと対応しきれない部分が出てきてしまいました。そこで、62度のウェッジを入れることにしたんです。今は52度、57度、62度の3本でグリーン周りに対応しています。
ショートゲームでのバリエーションが増えました」
パターはスコッティキャメロン「T5CB」
振り心地を重視したセッティング
PHOTO/Hiroyuki Okazawa
週刊GD2019年1月22日号より