昨年「RIZAP KBCオーガスタ」でツアー初優勝を飾った出水田大二郎。ドライビングディスタンス部門では6位の平均飛距離295ヤード。飛ばし屋として存在感を見せる出水田の最新クラブセッティング。

いずみだだいじろう/1993年生まれ鹿児島県出身。18年賞金ランキング28位。昨年8月の「RIZAP KBCオーガスタ」で初優勝。さらなる飛躍が期待される
1Wは「スリクソンZ785」にスイッチ
身長183cmと大柄な飛ばし屋だが、ティショットはコントロール重視。「フェードヒッターなので、真っすぐ構えやすいオーソドックスな見た目が好みです」と話す。
そして、「スリクソンZ565」から「Z785」にチェンジした。


「スリクソンZ 565」から「Z 785」にチェンジ。やさしく打っても球が強い点が気に入っている
さらに、ドライバーにひと工夫。「打ったときに高い音がするのが好きではないので、消音材を入れてもらって、音が出すぎないように調整しています」
狭いホールのティショット「スリクソンZ U45」
フェアウェイが狭いホールでは、ティショットは決まってアイアン型のUTを使っている。

「UTは武器」と話す「スリクソンZ U45」。「狭いホールのティショットにはもってこい」と欠かせない
「このUTは直進性が高いので、自信を持って振れます。3~5番までのロングアイアンは、ポケットキャビティ型の『Z585』。以前は、マッスルバック型の『Z965』を使っていましたが、僕の感覚では、マッスル型に比べると、ミスに強くて顔も好みだったので替えたのです。6番からは『Z785』で2モデルで組みました」
3~5Iは「Z585」、6Iから「Z785」

「マッスルバックに比べて、Z585は明らかにミスヒットに強く、顔もいい」
2018年シーズンは初シードで臨み、初優勝と十分な結果。今季は2勝目はもちろん、昨年以上のゴルフを期している。
3Wはピンポイントでグリーンを狙える「スリクソンZ F45ツアー」

ロフト15度、シャフトは「クロカゲ」
52度のAW「クリーブランドRTX 3」、穴を開けて軽く操りやすく

3つの穴を開けたうえで、鉛を貼り足して調整

バンカーで使う58度のSWは穴を開けずに、鉛を貼って重さを出している
転がりのイメージが合う「オーワークス ブラック3T」

「パチンと打つタイプ」と出水田。そのタッチに合うマレット
アイアンはコンビネーションセッティング

PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD2019年2月19日より
