ショットの悪いイメージはずっと残ってしまうのですが、いいイメージは一瞬にしてどこかへ行ってしまいます。いいショットのイメージを長く保つ、いい方法はありませんか?(33歳 HC16)
【回答】田村尚之プロ
トップアマから49歳でプロ転向した異色のゴルファー。倉本昌弘から背中を押されてプロになったのは2013年。50歳を迎えてからはシニアツアーを主戦場として活躍中
性格的なものもあるのでしょうが、私の場合はミスショットをしたとか、スコアが悪かったことはあまり覚えてないんです。
もちろん上手くなるためにはどうしたらいいのか、ということは常に考えていますが、怖さが先に立ってしまっては先にも進めませんからねぇ。
それでいいイメージをどう自分の意識に植え付けるかですが、私の場合は、練習場やラウンドで「今日は感じがいいなあ」と思ったときは、できるだけそのまま続けて練習したり、ラウンド後に練習場に行って、いいイメージを体に染み込ませるようにしていました。
逆に練習場で「なんか今日はおかしいなあ」と思ったときは、ほとんど打たずに、すぐに帰るようにしていました。悪いイメージを体や意識に植え付けたくないからです。
多くの方が、調子が悪いとそれを直そうとして猛練習されがちですが、アマチュアの方がそれをその場で修整するのは至難の業ですから。極端な話「下手を固めて」しまうだけです。
じゃあラウンド中にそうなったらどうするんだ? というご意見もあるでしょうが、その場合も無理にそれを修正しようとせず、その状態でいかに叩かないかを考えてプレーすることをお勧めします。意外といいスコアになるかもしれませんよ。
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