キャメロン・チャンプ
下部ツアーで賞金ランク1位となり、2018~19年はPGAツアー本格参戦中。18年10月にすでに1勝。下部ツアーでは平均343.1ヤードの飛距離を記録
ウェートシフトの意識はほとんどない
何よりも大事なのはトップでしっかりとねじり上げること。そのためには体重移動をせずにその場で回る意識で、腰が正面を向いたまま背軸を中心に体をひねってください。(チャンプ)
ねじった状態から、切り返しで背軸と腰を同時に回転します。同時に回せば上半身と下半身のラグ(時間差)はキープできます。左へ体重移動する意識はNG。スウェイすると上手く回れませんからね。
背骨と腰の回転でクラブを下ろす。手で調整はしない
いきなりプレーンに乗せないように注意してください。いきなり乗るとプルフック(引っかけ)が出ちゃいます。
レイバックさせてプレーンよりバックさせる(背中側に下ろす)イメージで、インパクトがちょうどいい。腕を使わずに、背骨と腰の回転でクラブが勝手にそこに下りるようして下さい。あとは一気に回転するだけです。
キャメロン・チャンプ340ヤードスウィング
チャンプ流・3つの飛ばしエッセンス
【飛ばしエッセンス①】背中の軸を意識し背軸を中心に回転
アドレスから背軸を意識して、トップまで背軸を回すように体をねじりあげる。切り返しは腰と背軸を同時に回すと回転差が保たれ、自然にタメが生まれる。
【飛ばしエッセンス②】腕は何もせずに自然落下がベスト
切り返しでプレーンより後ろ(インサイド)に“レイバック”させるように下ろす。ただし、それを腕で行わないこと。腕は何もせず、「背軸と腰の回転」でクラブを下ろすこと。
【飛ばしエッセンス③】「胸の前に腕がある」これはセット
タメをキープしたまま背軸と腰の回転は続ける。腕は体とセットで動き、腕が何もしなければ、インパクトでハンドファーストになる。
月刊GD2019年5月号より
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