開幕5戦目の「ヤマハレディースオープン葛城」で早くも勝利を飾った成田美寿々。彼女の最新のクラブセッティングを見てみよう。
ドライバーは「PXG」から「エピックフラッシュ サブゼロ」へ
クラブ契約フリーの成田だが、この優勝(ヤマハレディースオープン葛城2019)もそのメリットを活かして引き寄せたと言っても過言ではない。開幕時の成田のバッグは2018年と同じようにPXGを中心に構成されていた。ただ優勝時のバッグにはキャロウェイのエピックフラッシュ サブゼロドライバーが入っていた。
「オフは飛距離アップのためのトレーニングを積んだのですが、思うような数字が出せず、ドライバーに関しては少し迷っています」(成田)
開幕から調子が上がらなかった成田だったが、ティショットの不安定さがすべての歯車を狂わせていたのかもしれない。
「ヤマハレディース」では前週から使い始めたエピックが見事にハマった結果。この後も気候が変わるだろうし、自身のスウィングの変化もある。それに合わせてクラブを替える可能性は十分にある。昨年と大きく変わったのがウェッジだ。
ウェッジは50・56・60度
56度と60度は、栃木のクラブメーカー「モダート」の「SDT168」を入れた。「日本の芝に合ったものを探し出した」と話す。長い距離も、グリーン周りも臨機応変に対応できる成田の勢いはさらに増しそうだ。
勝負所で頼りになる2本のフェアウェイウッド「ロッディオ」
UTは昨年に続き「PXG」
ソールは広めで高弾道が打てる
オデッセイの削り出し「トゥーロン ラスベガス」
調子やコースに応じてドライバーを使い分け
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2019年5月7・14日合併号より