連続写真をタテに並べるだけで見えるというスウィングの肝。 前回は、その実践者・尾崎直道プロ(特集①)が、今一番お気に入りというジャスティン・トーマスのスウィングを理論派の黒宮幹仁コーチが解説しました(特集②)。今回は正面からの連続写真で世界のトッププロのスウィングを解説していく!
左足すねの外側に1本線を引いてみよう
黒宮 正面からのチェックポイントは、左すねのラインからいかに左足を離さずにトップまでもっていくか、そこからいかに素早く左足をライン上まで戻せるかの2点。そのためには、土台となる下半身の安定が不可欠。両ひざの間隔を広げる感じで立つと、お尻に張りができて、すぐに動ける状態になります。スウィング中もひざを「寄せない」のがコツです。
それではトッププロのスウィングを実際に見ていこう。
ジャスティン・ローズの両ひざの動きが参考になる
初メジャー制覇を狙うリッキー・ファウラーの場合は?
2017年の低迷から復活、ジェイソン・デイ
スペインの若き星、ジョン・ラームにもう一本の線を引く
英国のショットメーカー、トミー・フリートウッド
線から離れずに振るには、どうすればいい?
Point.1 両ひざを外に向けて体重は打ちにかける
両つま先を軽く開き、両ひざをつま先と同じ方向に向けて立ちます。両ひざを開くようなテンションがかかりつつ、足の内側で地面をつかむ感覚があればOK
左のように両ひざを内に絞ったり、右のように両ひざを目標に向けないようにしましょう。
Point.2 左肩を下げるとスウェイせず始動できる
テークバックでは、左のわき腹を縮めるようにすると、頭の位置を動かさずに回れますが、難しければ左肩を下げるイメージで回ってもいいでしょう。
左肩が上がるとスウェイになってしまいます。以上2つのポイントを意識しながら自分のスウィングをチェックしてみてください。
月刊GD2019年5月号より
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