
みやざとゆうさく。アマチュア時代、主要タイトルを総ナメにし、2003年にプロ転向。2013年にプロ初優勝、2017年には4勝を挙げ賞金王に輝いた
操作性がとてもよかった。ヨネックス「イーゾーンCB301」
宮里 欧州ツアーでは風が強いシチュエーションが多く、打球が高く上がると持っていかれるし、スピンも増えすぎてしまいます。その点について考えました。
宮里プロアイアンのこだわり

「ミズノMP4は顔がすごく好み。距離感に慣れるのに、半年もかからなかった。ピンi200は全英オープンで飛距離と高さの両立の必要性を感じて選んだ。CB301は欧州の風に負けず、操作性も高いモデルがほしくなった」(宮里)
宮里 そこで、打ち出しを低くできて、なおかつコントロール性の高いものを探していたんです。アイアンは去年の11月ぐらいからヨネックスを使い始めて、ドライバーは2月のオマーンからテーラーメイドに替えました。

制振材をバックフェースに複合することで打感を向上 フェース背面にグラファイト制振材を挿入。打球感がマイルドに
宮里 打ち出しを低くできて、なおかつ少し〝めくれる〞弾道が打ちたい。
欧州ツアーの風に負けず、それでいて突き抜けるような棒球ではなく、グリーンをとらえるスピン量の確保も課題。相反する条件を満たすため、試行錯誤が続いたという。

シャフトは以前のモデルと同じものを装着 プロトタイプの表記がある日本シャフト『モーダスシステム3』。「打球がねじれない」(宮里)
宮里 昨年の11月にヨネックスの「CB501」がいい感じだったので使い始めたんですが、直進性が強いというか、操作感が少し物足りなくて。それで「CB301」に替えたら、コース攻略に必要な弾道を作れる感じがして、しっくり来たんです。

「ほぼストレートネックなので、目標に合わせやすいのがラク」(宮里)
「501よりやや小ぶりな「301」は抜けの良さ、打感も上々だという。
「301」を経て、「イーゾーンCB701フォージドアイアンプロト」へ
宮里 距離も出るが、抑えも効く。硬いグリーンでも狙っていけるので使い勝手がいいのが、このイーゾーン「CB701」。顔が他のアイアンと同じに見えるので、すごく構えやすい。301とほぼ同じ顔で違和感がないのがいいんです。


つかまるチューニング テーラーメイド「M5 プロト」
宮里 以前のピンも良かったんですが、今、スウィングを少し変えているのもあって、合わなくなってきた感じだったんです。そこで試していく中で、テーラーメイド「M5」だと
打ちたい球が出るというか、狙った所に打てるので、これに落ち着きました。

方向性を高めるフェース形状 微妙なひねりを加えることで方向のブレを軽減する「ツイストフェース」を採用

ヘッド内部のジェルで基本性能を変更 ヘッド内部にジェルを流し込み、つかまりやすくなるように重心位置を調整してある。また、基本、シャフトは変えないスタイルだという宮里。
ぶっ飛び3Wは長いパー5で武器に‼ テーラーメイド 「M3」 FW
―― ドライバーと一緒に、3番ウッドも替えた。
宮里 3番ウッドは気に入ったのを長く使うので、あまり替えたくないんですが「M3」は飛ぶし、しかも操作性がすごく高い。今回はスッキリ替えることができました。

可変ウェイトをヒール寄りに設定 重心距離を短めに調整することで、操作性を高めることができる
宮里 上がるのにフケない。操作性が高くてキャリーも出ます。

ドライバーより10g重いシャフト「地面から打つので、ドライバーより少し重量があったほうがいいと思う」(宮里)
フェース全面が溝、スピン性UP ブリヂストン「無限ウェッジプロト」
宮里 天候に左右されず雨滴も芝もカット! 雨の日や濡れた芝、どんなライからでも同じようにスピンをかけたいから、62度だけ全面に溝を切ってもらいました。欧州の多様な芝質に対応するには60度では足りなかったんです。

欧州で感じた62度の必要性
17年賞金王に導いたパター スコッティキャメロン「TC5Sプロト」
宮里 クロウグリップで、少し開きそうになるのを防いでくれる、スコッティキャメロンの「TC5Sプロト」パター。

プレミアムな「サークルT」 市販の「フューチュラ5CB」より精巧に仕上げられているツアー仕様

転がりの良さと打感が秀逸 優れた打音を生む「バイブレーションダンピングシステム」を採用
海外に行って変わった14本


月刊GD2019年6月号より