2019年シーズン、「アクサレディス」でツアー初優勝を飾った河本結。新パターを投入したという、現在のクラブセッティングを見てみよう。
画像: かわもとゆい。1998年生まれ、愛媛県出身。5歳でゴルフを始める。ジュニア時代から四国のアマタイトルを獲得。勝みなみ、新垣比菜などと同学年の黄金世代のひとり。2018年ステップアップツアー「Skyレディース ABC杯」で初優勝、年間4勝を挙げツアー賞金女王に。2019年「アクサレディス in MIYAZAKI」でツアー初優勝。T・ウッズとT・フリートウッドが憧れ。

かわもとゆい。1998年生まれ、愛媛県出身。5歳でゴルフを始める。ジュニア時代から四国のアマタイトルを獲得。勝みなみ、新垣比菜などと同学年の黄金世代のひとり。2018年ステップアップツアー「Skyレディース ABC杯」で初優勝、年間4勝を挙げツアー賞金女王に。2019年「アクサレディス in MIYAZAKI」でツアー初優勝。T・ウッズとT・フリートウッドが憧れ。

思い立ったら即実行。新パターにスイッチ「トゥーロン アトランタ」

高速グリーンのUMKカントリークラブ「アクサレディス」の試合直前までパターを新しいものに替えるかどうかを迷っていたという河本。結果的に、ティフトン芝系グリーンの沖縄での開幕戦とは違うタイプを投入。その結果、見事優勝を手繰り寄せた。

「トゥーロンパター アトランタ」

開幕時は「オーワークス ♯7s」を使用。優勝時は「トゥーロンパター アトランタ」に極太グリップのフラット キャットを差し、握り方もクロスハンドに変えた

河本は、パターを替えることにまったく不安はなかったと言い切る。

「普段は順手で握っているんですが、パッティングのスコアを少しでも上げたいと考えた結果、スタイルも変えてみようと。それで新しくグリップを極太、握りもクロスハンドにしたんです。パター自体のフィーリングはよかったんですが、順手とクロスハンドでは握る感覚が変わるので、それだけが心配でした」

最終的にキャディをした弟の意見も参考にして、初日から投入する決断をし、奏功した。また、ドライバーも「ローグ」から「エピックフラッシュ サブゼロ」にした。

20ヤード伸びて優勝「エピック フラッシュ サブゼロ」

画像: 昨年の「ローグ」から「エピックフラッシュ サブゼロ」に変更

昨年の「ローグ」から「エピックフラッシュ サブゼロ」に変更

飛距離重視という河本ではないが、「エピックフラッシュ」を使っての優勝で、飛ぶことの優位性を実感したと話す。

「飛距離は20ヤード伸びたのですが、自分のスウィングの状態があまりよくなく、球が吹き上がる感じのときもありました。今後も自分の状態に合わせ、ドライバーは替えていくと思います」

ひとつのことに固執するのではなく、その時の状態に合わせて柔軟に対応する。それを躊躇せず即実行できるところに河本の強さの秘訣がある。

変えない理由は操作性の高さ「ローグ スター」の3W、5W

画像: FWは昨年と同じローグスター。ライへの対応力も高く、強気に攻めていける

FWは昨年と同じローグスター。ライへの対応力も高く、強気に攻めていける

アイアン感覚でピンを狙える「XR16」のハイブリッド

画像: アイアン感覚で打てて、飛距離も計算できる。コースの距離が伸びている女子ツアーで重宝している一本

アイアン感覚で打てて、飛距離も計算できる。コースの距離が伸びている女子ツアーで重宝している一本

イメージ通りのキャリーが出る「Xフォージド」

画像: アイアンは昨年と同じX フォージドを使用。自分の感覚と、実際の距離がマッチしている

アイアンは昨年と同じX フォージドを使用。自分の感覚と、実際の距離がマッチしている

さらに勝つためにはこの3本の精度がカギ。48・52・58度

画像: 構えたときの顔とフェースに喰いつくような打感が気に入っている。「マックダディ フォージド」

構えたときの顔とフェースに喰いつくような打感が気に入っている。「マックダディ フォージド」

クラブセッティングに変化を厭わない

画像1: クラブセッティングに変化を厭わない

PHOTO/Shinji Osawa

週刊GD2019年5月28日号より

河本結プロが優勝したコース「UMKカントリークラブ」はこんなコース↓

画像2: クラブセッティングに変化を厭わない

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