バンカーからナイスアウト後、バンカーを均し終わった中里が、自身のボールの元へ向かうと、満石が打ったボールがカップをオーバーして自分のボールのほうへ。中里は慌ててボールをマークして拾い上げたのだが、それを見た満石は「2打罰」と指摘──。

バンカーからナイスアウトした中里

画像1: 【新ルール】グリーン上で自分のボールに当たりそう! とっさとマーク、拾い上げていい?

バンカーを均している間、満石は時間短縮のためパッティング

画像2: 【新ルール】グリーン上で自分のボールに当たりそう! とっさとマーク、拾い上げていい?

少し打ちすぎた満石の球は、マークする前の中里の球に当たりそう!

画像3: 【新ルール】グリーン上で自分のボールに当たりそう! とっさとマーク、拾い上げていい?

とっさにマークして拾い上げた中里だったが…

画像4: 【新ルール】グリーン上で自分のボールに当たりそう! とっさとマーク、拾い上げていい?

ほかの球の動きに影響を及ぼしそうな球を動かしたら?

  • A. 2打罰

    残念、不正解。新ルールでは、ほかの球が動いている時に、グリーン上の球をマークして拾い上げたり、取り除かれた旗竿・クラブなどを動かしても罰はない(規則11・3)。ただし、グリーン上以外の球を動かした場合は2打罰。

    画像5: 【新ルール】グリーン上で自分のボールに当たりそう! とっさとマーク、拾い上げていい?
  • B. 罰なし

    正解! 旧ルールでは、球が動いている時、その球の動きに影響を及ぼすかもしれない球を拾い上げると2打罰が科せられた。しかし、新ルールでは、ほかの球が動いている時に、グリーン上の球をマークして拾い上げたり、取り除かれた旗竿・クラブなどを動かしても罰はない(規則11・3)。ただし、グリーン上以外の球を動かした場合は2打罰。

    画像6: 【新ルール】グリーン上で自分のボールに当たりそう! とっさとマーク、拾い上げていい?
  • A. 2打罰
    37
    1146
  • B. 罰なし
    63
    1916

覚えておこう! ルールの新用語「プレーヤーの行動基準」

旧ルールには、「エチケット」という章はあったものの、「規則」としては明文化されていなかった。新ルールでは、「規則1.2 プレーの行動基準」という項が設けられ、すべてのプレーヤーに期待される行動として「誠実に行動すること」「他の人に配慮を示すこと」「コースをしっかり保護すること」が明記された。この方法で行動しなかったことに対して罰はないが、委員会は、これらの違反に対して失格などの罰を与える「行動規範」をローカルルールとして設定できる。

週刊GD2019年6月18日号より

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