
【左】マシュー・ウルフ
【右】ジョージ・ガンクス(ウルフ選手のコーチ)
体の開きを恐れず最速で尻を回していく
ウルフ ダウンスウィングに入ったら、腰、胸、肩、を全部まとめてオープンにするんだ。最初に左腰を回すのは、そのイメージづくり、リハーサルだね。
一般的に体が「開く」のはよくないとされているが、師匠のジョージ・ガンクスは…
ガンクス 体を回せば、開くのは当然。とくに左のお尻を(切り返しで)早く回してあげないと、手の通り道がなくなる。体を回すことでクラブが引っ張られて正しい角度で下りるんです。

土踏まずに体重をかけ股関節の入った状態でアドレス

一度左尻を出してリハーサル

アドレスの形に戻る

ヘッドは外に上げシャットフェース

クラブ軌道がアップライトなほど、ダウンスウィングで重力加速を利用しやすくなる

シャフトクロスでヒールアップが特徴

沈み込んで体を回すと、一瞬で、クラブのポジションがプレーン上に戻る

ダウンスウィングでは腰は目標を向く手元は体のそば

インパクトでは反力を受けつつ回転が進む

沈み込んだ分、地面からの反力をうけて左足が伸び、それがさらに腰の回転を加速する
ウルフのヒップターン打法を解説
【ポイント①】お尻が先行することでクラブがいい位置に入る
ガンクス 切り返し以降は、腕を能動的に動かさない。体を回転させることで、腕とクラブが体に巻き付く形になり、シャフトがプレーン上に勝手に下りてきます。

【ポイント②】胸も腰も一緒に開くイメージ
ガンクス 体を止めて、腕を振るのはNG。体が開くことは気にせず、腰、胸、肩を一気に回すことで、ヘッドスピードを上げるのです。


「体を止めてクラブを振るといった指導はしません」
【ポイント③】お尻が先行しないとクラブの入るスペースがない
ガンクス 左尻のターンを最重要視するのは、その部分が回らないと、上体も回転せず、それによってクラブの通り道を狭めてしまい詰まるからです。

左のお尻をしっかり回す
月刊GD2019年7月号より