球を操ることができて、ミスもカバー。いわゆる「グッドバランスアイアン」
キャロウェイならば「APEX」、タイトなら「AP2」…

「芯を喰ったときのぶ厚くて心地よい打感は病みつきになります」。試打は片手シングル&クラブフィッターの小倉勇人氏
今回試打分析するのは、適度なサイズがありフトコロが広めのグッドバランスアイアン。見た目のプレッシャーが少なく、それでいて球筋が打ち分けやすい。ミスしても曲がり幅をそこそこ抑えてくれるのもポイントだ。試打はすべて7番アイアンを使用した。
モデル1 APEX(キャロウェイ)


適度なサイズでフトコロ広い系
ブレードが厚めで丸いカタチのキャロウェイならではのやさしさもあります。距離が出つつ、振動吸収材による打感の良さを感じます。


ソール幅が意外に広めでダフリ気味に入っても滑ってくれる
モデル2 718AP2(タイトリスト)


プロも使える先進キャビティ
思いのほか球の曲がりが少ないタイプ。トウ側が逃げていて左のイメージを消しているし、飛びすぎることがありません。


モデル3 i210(ピン)


欲張りな人を満足させる完成度の高さ
球筋を打ち分けやすいサイズで、打感がソフト。フェースのどこに当たったかがわかりやすい。しかも、やさしくて飛びます。


打点裏の振動吸収材により、やわらかい打感と打点のフィードバックがある
モデル4 CB501(ヨネックス)


セミラージサイズで安心感がある雰囲気
サイズは大きめ、カドが取れて丸みを帯びたやわらかい顔つきで、やさしく構えられます。操作性も直進性もほどよくあり。


バックフェースにグラファイトを複合してズシッとした心地よい打感に
モデル5 CB301(ヨネックス)


イメージした弾道でグリーンを狙い撃ち
フェースの上下は低くても、左右の長さはそれなりに。重心がほどよく高そうで、距離やスピン量をコントロールしやすいです。


うっすらグースがついているが、トウ側が逃げていてつかまりすぎない
モデル6 MB501(ヨネックス)


タテ・ヨコのブレを抑えた"重い"弾道
マッスルならではのズンとしたぶ厚い当たりで、風に負けない重くて強い球が出ます。ミスをしても距離のブレ幅が少ない。


ブレードは長めなので余分なサイドスピンが抑えられて球がヨジれない
モデル7 MC501(三浦技研)


外見はシャープでも打つと曲がりにくい
トップラインがシャープで操りやすさがありながら、直進性も備わっています。ソールの抜けが良くて、スピンがしっかり入る


ボールをしっかり押し込む手ごたえがあり、強くてブレない球が出る
モデル8 TW747 V(本間ゴルフ)


スクェアな顔立ちでスッと構えられる
ROSEプロトに比べれば、ひと回り大きくネックがしっかりしてちょいグースとやさしめ。クセがないオーソドックスな顔です


直線缶が強い顔つきで、ターゲットへ真っすぐにセットしやすい
モデル9 TC920(フォーティーン)


コンスタントに結果が出せるフォージド
上からつぶしても当たりが薄くてもスピンが増えすぎず、風に強い球でタテ距離が合いやすい。アスリートが結果を出せます


カドがない卵型で、ボールを包み込んでつかまるイメージに
モデル10 ミズノプロ319(ミズノ)


形状のひと工夫でバランスが整う
逃がし顔でも短めのヒールやちょいグースでつかまる要素がある。大きくなくてもトップラインが厚めでやさしく見えます。


ハーフトップでも球が上がりやすくて、操作性もキチンと備わっている
モデル11 ミズノプロ518(ミズノ)


打感と操作性を求めたメカニカルな鍛キャビ
ブレードが厚めでネック周りが滑らかな、やわらかいミズノ顔。操作性を残しつつ、厚めのインパクト音で心地よさがあります。


チタンやタングステンをインサートした、ハイテクキャビティアイアン

次回は最新の大型ヘッドのドライバーにマッチしやすい、慣性モーメントが大きく直進性に優れた「大きめヘッドのアスリートモデル」の試打結果を発表します!
月刊GD2019年7月号より