試打企画1回目の「ツアーモデル」、2回目の「グッドバランスモデル」につづいて、最新の大慣性モーメントのドライバーと相性がいい「大きめヘッドのアスリートアイアン」7モデルをクラブフィッター小倉勇人さんが徹底分析!
大型ヘッドの1Wにマッチしやすい「大きめヘッドのアスリートモデル」
今回試打分析するのは、ツアーモデルの中ではやや面長でフトコロが広めの「大きめヘッドのアスリートモデル」。慣性モーメントが大きく、フェースがややゆるやかにターンするので直進系の弾道が出る。試打はすべて7番アイアンを使用した。
モデル1 Xフォージド(キャロウェイ)
番手なりの弾道でターゲットを狙える
ちょいグースでややつかまって薄いドローがかかるし、球が高くて飛びすぎる心配がありません。軟鉄一枚モノの打感が◎。
モデル2 P・760(テーラーメイド)
小ぶりな中にも機能性をプラス
重心が低くて球が上がるし、スピンも入ります。見た目以上にやさしい。小回りが利くヘッドで球をつかまえやすいです。
モデル3 ツアーB X-CB(ブリヂストン)
絶妙なやさしさが備わるキャビティ
今回の中では大きめサイズで、ミスをカバーしてくれるし直進性の高い弾道が出ます。ソール幅も厚目だから滑りやすく抜けがいいです。
モデル4 スリクソンZフォージド(ダンロップ)
ストレートに飛んで距離のブレが少ない
綺麗でバランスが整った顔であり、面長で弾道の直進性に長けています。球が飛びすぎないし、ミスしても距離の落ち幅が少ない。
モデル5 スリクソンZ785(ダンロップ)
噛み気味に入ってもしっかりした弾道に
ややグースがついて、ブレードが厚めなので安心感があります。スピンがしっかり入るし、上っ面のミス=ダフリにも強いです。
モデル6 RMX118(ヤマハ)
見た目の通りにつかまった弾道
グースネックだしスコアラインがヒール側に寄っていて、球がつかまります。
モデル7 TC788(フォーティーン)
アスリート好みの顔でもやさしさがアリ
クラブが仕事をしてくれて、ロフトのわりに球が上がるしミスをカバーしてくれます。芯でとらえれば手ごたえもしっかり。
月刊GD2019年7月号より
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