【解説・指導】今野康晴プロ
岐阜県出身。ツアー7勝の実力者。現在はアマチュア向けのレッスンにも取り組む
短い距離でも体で振る。それがウェッジワークの基本中の基本
![画像: 「テンション一定でゆるませないことが肝心」(今野プロ)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/929bb5bfbc6ce7f721d85dc288b376c107d173d1_xlarge.jpg)
「テンション一定でゆるませないことが肝心」(今野プロ)
テンションが一定ならインパクトも安定する
最近はアマチュアのラウンドレッスンも行うという今野プロ。アマチュアのアプローチが、寄ったり寄らなかったりと安定しない最大の原因は、〝ゆるむ動き〞にある、と言う。
今野 勢いや反動を使っても大丈夫なフルショットと違い、アプローチはしっかり体とクラブの動きをコントロールしなければ安定しません。だからこそ〝ゆるむ動き〞は禁物なんです。
── どうすれば、ゆるまず打てるでしょう?
今野 短い距離でも、手ではなく体を使って、手とクラブを体の正面に収めて、手首の角度を保ったままハンドファーストに当てることです。そうすれば、インパクトの再現性が高まり距離感、方向性が出せます。
今野プロ 30ヤードのお手本ショット
![画像1: 【アプローチ】「ゆるまず振るってこういうこと」。今野康晴プロの3打目勝負ウェッジレッスン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/4ba34221abf82bc5000c111ea7672a06a99712f4_xlarge.jpg)
![画像2: 【アプローチ】「ゆるまず振るってこういうこと」。今野康晴プロの3打目勝負ウェッジレッスン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/63a7ac5eefd0e53e0d8c2c800ca396048245e44d_xlarge.jpg)
![画像3: 【アプローチ】「ゆるまず振るってこういうこと」。今野康晴プロの3打目勝負ウェッジレッスン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/7c202b85c2b7b477479aa1d6537c1a3774657abc_xlarge.jpg)
![画像4: 【アプローチ】「ゆるまず振るってこういうこと」。今野康晴プロの3打目勝負ウェッジレッスン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/fc4a6feb766e7faf8684059f5df0ef009db11da5_xlarge.jpg)
![画像5: 【アプローチ】「ゆるまず振るってこういうこと」。今野康晴プロの3打目勝負ウェッジレッスン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/422d62daa0e4248d72dbaa66f87368273556b17a_xlarge.jpg)
![画像6: 【アプローチ】「ゆるまず振るってこういうこと」。今野康晴プロの3打目勝負ウェッジレッスン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/fc4ff547cec637f3cc10dd6560762d44a3fa0832_xlarge.jpg)
左足重心で土台を固めたまま、上体の動きとクラブを連動させる。手首の角度をキープしてハンドファーストでインパクト。低く出るスピンの利いたアプローチが打てる。
距離感が合う! スピンが入る! ミスしない!
ウェッジワークの基本
基本1. アドレス
スタンスはオープン。フォローで体が自然に回る
![画像1: 距離感が合う! スピンが入る! ミスしない! ウェッジワークの基本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/598e48a6129066085c60a052e48a47ac6d767b69_xlarge.jpg)
スタンス狭めのオープンに構えると、フォローサイドで体が回りやすい。手が正面から外れない。
![画像: フォローサイドで体が回らないと、手首をこねる動きが入りやすい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/e93c9207f34c9af2e3fd780713d5445fd9d7fe7a_xlarge.jpg)
フォローサイドで体が回らないと、手首をこねる動きが入りやすい
基本2. テークバック
下半身の動きは我慢。左肩でクラブを上げていく
![画像2: 距離感が合う! スピンが入る! ミスしない! ウェッジワークの基本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/87eabe92ef0d32eb892bd97ca2ef95c202e87310_xlarge.jpg)
下半身をグッと固めて、左肩を回す意識でクラブを上げる。肩の回転で振り幅を決める。
![画像: 腰と一緒に回すと手とクラブが大きく上がりやすくなってしまう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/d7be9f0b6caaf564d644ba714ce0224c322dd518_xlarge.jpg)
腰と一緒に回すと手とクラブが大きく上がりやすくなってしまう
基本3. ダウンスウィング
右ひじは曲げたまま。手首の角度が変わらない
![画像3: 距離感が合う! スピンが入る! ミスしない! ウェッジワークの基本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/76c0d8ada85faea6fff68b81deef9dec20d641f8_xlarge.jpg)
右ひじを曲げたまま振ることで手首の角度キープできて、ハンドファーストでインパクトしやすい。
![画像: 右ひじが伸びてしまうと、コックがほどけてヘッドが手前に落ちる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/9c5420674e4d243b176a9f23874cdc3bd1b1eb4f_xlarge.jpg)
右ひじが伸びてしまうと、コックがほどけてヘッドが手前に落ちる
基本4. インパクト
ロフトが一定のインパクト。フェースにボールが乗る
![画像4: 距離感が合う! スピンが入る! ミスしない! ウェッジワークの基本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/681cd37e9b88ca1f7c99f77606c59448f6837187_xlarge.jpg)
手首の角度をキープしたままハンドファーストでインパクト。ヘッドの入射角が安定、ボールがフェースに乗ってスピンも入る。
![画像: インパクトでゆるむとロフトが寝て、飛ばないボッコン球に](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/a261a9cacb68fcf9fbc9d29dcf3b1cc41eac3785_xlarge.jpg)
インパクトでゆるむとロフトが寝て、飛ばないボッコン球に
基本5. リズム
スウィング中の"等速感"。これができればミスにならない
![画像5: 距離感が合う! スピンが入る! ミスしない! ウェッジワークの基本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/fe6a1b13c87f4b2a914312877a1127f5882b5205_xlarge.jpg)
一番大切なのは"等速感"。テークバックからフォローまで、それぞれのポジションで同じスピードになるように振る。打ち急がずに、体を使ってリズムよく振れば、大きなミスは出にくくなる。
タイガーのウェッジシャフトにも「体でゆっくり振る」ヒントがある by今野
![画像1: タイガーのウェッジシャフトにも「体でゆっくり振る」ヒントがある by今野](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/ec193637975ba25fa1e0e08517a2231356fb068d_xlarge.jpg)
![画像2: タイガーのウェッジシャフトにも「体でゆっくり振る」ヒントがある by今野](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/07/12/41ea18ef57d37e72eeeb7e1ea692c7b3a90c9ac8_xlarge.jpg)
タイガーやマキロイなどのトップ選手に見られる"ウェッジのシャフトは軟らかめ"仕様。「ウェッジはアイアンのように強振する必要がないから、軟らかめで重さがあるほうが体を使ってゆっくり振れます。小さい振り幅でゆっくり振っても、ウェッジワークで大切な体を使ってゆっくり振るための工夫ですね」(今野プロ)
月刊GDより
今野プロによるスウィングづくり特集はこちら↓
もしも、ウェッジに溝がなかったら…
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![画像: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/02/14/9f60c2b025c05757a34f805f5b1449f85ca734d3_xlarge.jpg)
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