2019年上半期「ドライバー」売り上げランキング
2019年上半期のドライバー戦線は、ピン「G410」、キャロウェイ「エピックフラッシュ」、テーラーメイド「M6」の3強がしのぎを削る結果となった。
G410の躍進は、国内外での使用選手の活躍によるところが大きい。「エピックフラッシュスター」、「M6」は、それぞれツアーで実績のある「サブゼロ」、「M5」より軽量でやさしい兄弟モデル。アマチュアでも扱いやすく、すぐに結果につながるところが評価されたのだろう。
大手ゴルフショップ4社の売上ランキング
GOLF5 | つるや | |
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1位 | M6 | G410 |
2位 | G410 | M6 |
3位 | エピックフラッシュスター | エピックフラッシュ |
4位 | ゼクシオテン | M4 |
5位 | M5 | G400 |
6位 | Mグローレ | ゼクシオテン |
7位 | エピックフラッシュサブゼロ | アクセルDI-X |
8位 | エピックフラッシュ | M5 |
9位 | TS2 | Mグローレ |
10位 | インプレスUD+2 | ローグ スター |
Victoria Golf | Niki GOLF | |
---|---|---|
1位 | エピックフラッシュスター | G410 |
2位 | M6 | エピックフラッシュスター |
3位 | ローグ スター | M6 |
4位 | G410 | ゼクシオテン |
5位 | LB-808 ep | Mグローレ |
6位 | ゼクシオテン | ミズノプロ モデルS |
7位 | M4 | エピックフラッシュ |
8位 | TS2 | M5 |
9位 | キングF9 | インプレスUD+2 |
10位 | G400 | ミズノプロ モデルE |
G410(ピン)
前作G400が正当進化
空気抵抗を削減した455ccヘッドで素早く振り切れ、PING独自のフォージドフェースが最大の初速を生み出す。高い慣性モーメントを持つ深低重心構造でミスにも強い。「PLUS」は弾道調整機能付き、「SFT」はヒール寄りの重心設計でつかまりがいい。早くもツアーを席巻している「LST」は先日発売されたばかり。
エピック フラッシュ(キャロウェイ)
AIが算出した芯薄偏厚フェース
AIが導き出した独特な形状の「フラッシュフェース」と2本の柱「ジェイルブレイク」の相乗効果で、かつてない初速と飛びを生み出す。「スター」はノーマルホーゼル採用で軽量なヘッドを持ち、幅広いゴルファーにマッチ。
M6(テーラーメイド)
反発係数を樹脂でコントロール
ヘッドの反発係数をルール最大限にチューニングする「スピードインジェクション」でボール初速がアップ。「ツイストフェース」で弾道のバラつきを低減。「M6」はソールにグラファイト・コンポジットを採用した低重心化により高い寛容性とさらなる飛距離性能を両立している。
注目クラブ
キングF9スピードバック(コブラ)
コブラ史上最高の飛距離とスピード
「スピードバック」テクノロジーの採用により、優れた空力性能を発揮するヘッド形状を実現。丸みをおびたクラウン、隆起したスカート、さらに丸みをおびたリーディングエッジのコンビネーションが空気の流れを向上させ、抜群のスピード性能と安定性を発揮。ボール初速を最大限に導き、大きな飛距離を実現する。
R・ファウラー、B・デシャンボーが使用
注目クラブ
ミズノプロ モデルE
飛距離とコントロール性能を真面目に追求
ボールが上がりやすい印象を与えてくれるシャローバック形状で、フェース部には高い反発性能を持つ「βチタン合金」を採用。高反発素材とたわみを増幅しながらもボールをとらえやすいヘッド設計で、飛距離性能とコントロール性能を追求。
また日本人向けに重心距離を短く設定することで、スウィング時のスムーズなヘッドターンが可能になり、自然とスクェアインパクトできる。
原英莉花が使用しリゾートトラストレディスで初優勝
週刊GD2019年7月30日号より
2019上半期FWUT・アイアン・パターに続く
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