2019年上半期「パター」売り上げランキング
ランキングを見るとスパイダーシリーズ(テーラーメイド)やシグマ2アンサー(ピン)、ニューポート2(スコッティキャメロン)が根強い人気を保っていることが分かるが、2月末に発売されたオデッセイ「ストロークラボ」が18モデルというラインアップの豊富さもあり、各社の上位に多数ランクイン。この勢いは下半期も続きそうだ。
大手ゴルフショップ4社の売上ランキング
GOLF5 | つるや | |
---|---|---|
1位 | セレクト ニューポート2 | ストロークラボ |
2位 | ストロークラボSEVEN | オー・ワークス |
3位 | ストロークラボONE | セレクト |
4位 | シグマ2 アンサープラチナム | スパイダーX |
5位 | ストロークラボDOUBLE WIDE | ホワイトホット プロ2.0 |
6位 | スパイダーXブルー | シグマ2 |
7位 | スパイダーXカッパー | アクセル重心距離ZERO |
8位 | スパイダーツアーレッドCS | オンレッドパター |
9位 | セレクト スクエアバック | スパイダー |
10位 | スパイダーツアーブラック | ワークス |
Victoria Golf | NIKI GOLF | |
---|---|---|
1位 | ストロークラボSEVEN | ストロークラボSEVEN |
2位 | スパイダーX | ストロークラボONE |
3位 | オー・ワークス#2W | スパイダーツアープラチナム |
4位 | ストロークラボDOUBLE WIDE | ストロークラボDOUBLE WIDE |
5位 | シグマ2 アンサー | セレクト ニューポート2 |
6位 | オー・ワークスMARXMAN | ストロークラボ DOUBLE WIDE FLOW |
7位 | オー・ワークス#1 | シグマ2 アンサー |
8位 | セレクト ニューポート2 | スパイダーX スモールスラント |
9位 | オー・ワークスR-LINE | ストロークラボNINE |
10位 | スパイダーツアーレッド | ストロークラボSEVEN S |
ストローク ラボ(オデッセイ)
次世代シャフトでプロのパッティング精度が手に入る
カーボンとスチールの複合シャフトを採用したことで、パター全体の慣性モーメントがアップ。ムダな手の動きを抑制するため、ストロークとテンポが安定し、パッティングの精度が向上する。フェースにはボールの転がりの良さと、ソフトでありながらソリッドさもある打感を併せ持つ「ホワイトホット・マイクロヒンジ・インサート」を搭載。オデッセイの技術のすべてが投入された最高峰シリーズだ。
ヘッドは多彩な18モデル
ブレードタイプの「ONE」からL字マレットの「NINE」、ネオマレットまでヘッドタイプは豊富。自分のスタイルに合わせて最適なヘッドが選べる。
スパイダーX(テーラーメイド)
未知なる力を引き出す「X」
PGAツアーで注目を浴びる「スパイダー」の誕生10周年モデルとして、培ってきたすべてのテクノロジーとデザインを終結した「スパイダーX」。ヘッドの質量特性から再設計してフルリニューアル。新しい工学設計のトゥルーパスアライメントを導入することで、安定性とアライメント性能の限界を追及した。ローリー・マキロイがプレーヤーズ選手権、カナディアンオープンとすでに2勝を挙げている。
カラー/デザインのラインナップも豊富
注目モデル
SHO(SIK GOLF)
ゴルフの科学者・デシャンボー愛用モデル
ストロークラボやスパイダーなど、最新のテクノロジーを結集したパターがゴルフ界を席巻しているが、独自の技術で生み出されたパターの中でも注目の1本を紹介したい。それがブライソン・デシャンボーが手にする「SIK GOL」Fのパターだ。
「SIK GOLF」パターの特徴といえば、何よりもフェースを横に4分割してソールに近い部分のロフト角を1度に、そこから上部にいくにつれて1度ずつ増え、最上部を4度にした「DLTテクノロジー」を搭載していること。異なるロフトが4段階に設定されていることで、上下に打点がブレた場合でも安定した転がりを生むことができるという。
ダウンブローでもアッパーブローでも、安定した打ち出しが可能。303ステンレスのしっかりした打感とフェースにボールが吸い付く感覚も気持ちいい。
上の写真のマレットタイプ「SHO」のほかに、ブライソン・デシャンボーが使用する「FLOアームロックモデル」やブレードタイプの「PRO」もラインナップ
週刊GD2019年7月30日号より