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左腰を少し逃がして腕を振るスペースを作る
藤田 自分では、切り返しで沈み込んで、インパクトで伸び上がる感じで打っています。調子がいいときほど、沈み込みが深くなっていると思います。
反力をヘッド速度に変換するには、実は、腕をどう振るかが大事。
藤田 上体はできるだけ早いタイミングで振り始めることと、振り抜くスペースを確保してあげることの2つが大事です。
藤田 特に、伸び上がりの時は、単純に真っすぐ伸びるんじゃなくて、左足を少し逃がして(左腰を開いて)あげないと、腕が詰まってスライスしちゃう。腕がきちんと振り抜ければ、ボールが飛んで、引っかけたりもしないんです。
試してみる価値はありだ。
How To 反力打法
【その1】沈み込んでから一気に伸び上がる
ひざを曲げ、いったん、沈み込んだ方が、大きくジャンプできるように、切り返しでの沈み込みが深いほど、地面からの反力をヘッドスピードに変換して飛ばすことができる。
【その2】思っているより早く振らないと振り遅れる
沈み込みは、重力加速が使えるので、下半身がいち早くインパクト体制に入れるメリットがある。その分、腕も早めに振り出さないとタイミングが合わない。
【その3】腕の力はほとんど使わない
腕を早く下ろすなら、脱力して自由落下させるのが一番。自分の力で下ろそうとすると、むしろ遅くなる。
【その4】軸を左右にブラさない
トップで右に動きすぎると、沈み込みで重力を使いづらい。また、沈み込む際に左に軸が動きすぎると、伸び上がり時にバランスを崩す。
【その5】前傾をキープして腰をしっかりと回す
左腰を積極的に回し、左サイドが止まらないようにすることで、加速したヘッドの勢いを殺すことなく振り抜ける。
吉田洋一郎プロがアマチュアに教える「How To 反力打法 パート2」に続く
月刊GDより
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