埼玉県の石坂GCで行われた「センチュリー21レディス(7/26~28)」。ツアールーキーながらそれまでトップ10入り5度と堂々の成績を収めていた稲見萌寧が初優勝を遂げた。黄金世代のひとつ年下、19歳最後の日に優勝した彼女のクラブセッティングを見てみよう。
画像: いなみもね/1999年生まれ東京都出身。2018年プロテスト合格のツアールーキー。7月「ニッポンハムレディス」では2位タイ、そして「センチュリー21レディス」で初優勝

いなみもね/1999年生まれ東京都出身。2018年プロテスト合格のツアールーキー。7月「ニッポンハムレディス」では2位タイ、そして「センチュリー21レディス」で初優勝

1Wは「エピックフラッシュ」
シャフトを「アッタス11」に替えたらしなり感がマイルドに

クラブ選びのポイントは「構えたときの第一印象。構えたときの顔が良くないと絶対にダメです。手に伝わるものは二の次です。『無理』と思ったら、どんなに打感がよくても打てません」と、構えたときのフィーリングを大事にしている。

画像: 顔が良く違和感なく構えられる

顔が良く違和感なく構えられる

画像: ドライバーの飛距離は240~250ヤード

ドライバーの飛距離は240~250ヤード

シーズン中にウッド系クラブのシャフトをチェンジ、状態が上向く転機になった。

画像: 「資生堂レディス」で、シャフトを「ジ・アッタス」の5Sから「アッタス11」の5Xに変更。「私には、ドンピシャでした」とスウィング時の“しなり”の感覚がマッチした

「資生堂レディス」で、シャフトを「ジ・アッタス」の5Sから「アッタス11」の5Xに変更。「私には、ドンピシャでした」とスウィング時の“しなり”の感覚がマッチした

「もともと、しなりが多すぎると違和感を感じてしまうタイプだったのですが、新しく『アッタス
11』に差し替えて、私にとって、ほどよい“しなり感”に。代わりにもう少し欲しかった“強く叩く”感覚を感じられるようになりました」

3W・5Wも「エピックフラッシュ」。シャフトも揃えた

画像: ドライバーと同じ“しなり感”の「アッタス11」に統一

ドライバーと同じ“しなり感”の「アッタス11」に統一

アイアンはテーラーメイドの「P-770」を長く愛用

アイアンに関しては「そこが私の生命線」とショットの精度には自信があるという稲見。「『テーラ
ーメイドのP-770』は、もう3年ぐらい使っています。フェースコントロールが自分のイメージ通りにでき、ツアーでも『大丈夫』という手応えもできました」

ドライバーの精度を高め、自信のあるアイアンで一気にピンに寄せていく。理想とするゴルフの青写真をしっかりと整えて、ツアー初優勝をたぐり寄せるつもりだ。

球筋も見た目も理想的「グローレF2」ユーティリティ

「これが発売されてからずっとグローレのUTですね。試して、気に入ってからずっとそのまま。見た目の顔もスッキリしていて、ボールの飛び方や初速のスピードが、本当に理想的です」

グリーン周りは58度1本「ボーケイSM7」

ほどよく操作ができるワイドブレード「Oワークス ダブルワイド」

画像: 「この型が構えたときに、カップに入るイメージが沸くし、一番ストロークがしやすく、再現性が高いです」

「この型が構えたときに、カップに入るイメージが沸くし、一番ストロークがしやすく、再現性が高いです」

初優勝セッティング。シャフトの硬さをフローさせる

画像1: 初優勝セッティング。シャフトの硬さをフローさせる
画像2: 初優勝セッティング。シャフトの硬さをフローさせる

PHOTO/Tsukasa Kobayashi

週刊GD2019年8月13日より

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