埼玉県の石坂GCで行われた「センチュリー21レディス(7/26~28)」。ツアールーキーながらそれまでトップ10入り5度と堂々の成績を収めていた稲見萌寧が初優勝を遂げた。黄金世代のひとつ年下、19歳最後の日に優勝した彼女のクラブセッティングを見てみよう。
1Wは「エピックフラッシュ」
シャフトを「アッタス11」に替えたらしなり感がマイルドに
クラブ選びのポイントは「構えたときの第一印象。構えたときの顔が良くないと絶対にダメです。手に伝わるものは二の次です。『無理』と思ったら、どんなに打感がよくても打てません」と、構えたときのフィーリングを大事にしている。
シーズン中にウッド系クラブのシャフトをチェンジ、状態が上向く転機になった。
「もともと、しなりが多すぎると違和感を感じてしまうタイプだったのですが、新しく『アッタス
11』に差し替えて、私にとって、ほどよい“しなり感”に。代わりにもう少し欲しかった“強く叩く”感覚を感じられるようになりました」
3W・5Wも「エピックフラッシュ」。シャフトも揃えた
アイアンはテーラーメイドの「P-770」を長く愛用
アイアンに関しては「そこが私の生命線」とショットの精度には自信があるという稲見。「『テーラ
ーメイドのP-770』は、もう3年ぐらい使っています。フェースコントロールが自分のイメージ通りにでき、ツアーでも『大丈夫』という手応えもできました」
ドライバーの精度を高め、自信のあるアイアンで一気にピンに寄せていく。理想とするゴルフの青写真をしっかりと整えて、ツアー初優勝をたぐり寄せるつもりだ。
球筋も見た目も理想的「グローレF2」ユーティリティ
「これが発売されてからずっとグローレのUTですね。試して、気に入ってからずっとそのまま。見た目の顔もスッキリしていて、ボールの飛び方や初速のスピードが、本当に理想的です」
グリーン周りは58度1本「ボーケイSM7」
ほどよく操作ができるワイドブレード「Oワークス ダブルワイド」
初優勝セッティング。シャフトの硬さをフローさせる
PHOTO/Tsukasa Kobayashi
週刊GD2019年8月13日より
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