実力派8モデルが準々決勝へ。いよいよ今年の覇者をかけた戦いも大詰めに。32回目を迎えた飛距離のガチンコ勝負「D-1グランプリ」。2019年の栄冠に輝くのはどのドライバーだ!?
画像: 準々決勝の舞台は東名カントリークラブの練習場

準々決勝の舞台は東名カントリークラブの練習場

準々決勝は引き続き東名カントリークラブの練習場が舞台。230ヤードまでは打ち下ろしだが、250ヤード以降は打ち上げ。打球がどこに落ちるかもポイントになる。

画像: 球が止まったところでスタッフが看板を掲げ、そこにレーザーを当てて距離を測定する

球が止まったところでスタッフが看板を掲げ、そこにレーザーを当てて距離を測定する

画像: 計測用ボールは優れた飛距離&スピン性能をそなえたウレタン3ピースボール「TW-X」(本間ゴルフ)で統一

計測用ボールは優れた飛距離&スピン性能をそなえたウレタン3ピースボール「TW-X」(本間ゴルフ)で統一

準々決勝①
ロースピン対決! 「M5は1発の飛びがありますね」(横田)

画像1: 準々決勝① ロースピン対決! 「M5は1発の飛びがありますね」(横田)
画像2: 準々決勝① ロースピン対決! 「M5は1発の飛びがありますね」(横田)

中弾道&低スピン同士のバトル。M5はその傾向がより顕著に出て、初速アドバンテージがあった。とくに横田プロはM5で300ヤード超えの一発をかましてベスト4進出を決める。G410LSTの快進撃はここで終わった。

画像3: 準々決勝① ロースピン対決! 「M5は1発の飛びがありますね」(横田)

勝又プロはG410LST、横田プロはM5で距離を伸ばす。3人の飛距離をトータルすると、平均でわずか3ヤード足らずの差しかない紙一重の戦いだった。

準々決勝②
「つかまりすぎない、 インパクトで加速したプロギアRS F」(勝又)

画像1: 準々決勝② 「つかまりすぎない、 インパクトで加速したプロギアRS F」(勝又)
画像2: 準々決勝② 「つかまりすぎない、 インパクトで加速したプロギアRS F」(勝又)

どちらも初速が出るヘッドだが、明暗を分けたのはシャフトだった。男子の2人は「RS Fのシャフトはクセがなくて自分のタイミングでインパクトできる」と言い、ヘッドとスピードと初速がアップ。

画像3: 準々決勝② 「つかまりすぎない、 インパクトで加速したプロギアRS F」(勝又)

RS Fは「球がつかまりすぎないからヘッドを加速できる」(勝又)。「やわらかめの打感でボールを押し込める」(横田)と好評価

準々決勝③
「安定飛距離のG410 PLUS、サブゼロはランが出る」(鹿又)

画像1: 準々決勝③ 「安定飛距離のG410 PLUS、サブゼロはランが出る」(鹿又)
画像2: 準々決勝③ 「安定飛距離のG410 PLUS、サブゼロはランが出る」(鹿又)

「芯を外してもスピン量の差が少ないPLUSは安定した飛び様ですね」(鹿又)。対してランを伸ばしたのがサブゼロだが、飛んだときとそうでないときのバラつきがあり…惜敗!

画像3: 準々決勝③ 「安定飛距離のG410 PLUS、サブゼロはランが出る」(鹿又)

1~2回戦を通して勝又プロが平均飛距離230ヤード台をマークした唯一のクラブPLUS。「ミスヒットに強い大MIヘッドは振り切れるんです」(勝又)

準々決勝④
「初速が上がるTS1、プレステジオはランもスゴイ!」(横田)

画像1: 準々決勝④ 「初速が上がるTS1、プレステジオはランもスゴイ!」(横田)
画像2: 準々決勝④ 「初速が上がるTS1、プレステジオはランもスゴイ!」(横田)

「ヘッドスピードも初速も上がるし、操作する楽しさもある」(鹿又)というTS1だが、「長尺でもタイミングがズレないし、球がつかまって前へ飛ぶ!」(横田)というプレステジオが勝利

画像3: 準々決勝④ 「初速が上がるTS1、プレステジオはランもスゴイ!」(横田)

みんなが飛んだプレステジオ。1~2回戦と大手の米国モデルをつぎつぎ退けたことで外ブラキラーの名をほしいままに

準決勝は東名CC桃園9番のグリーン奥の特設ティから

ベスト4の2マッチは「スウィートスポット低め(低スピン)」対「スウィートスポット高め(適正スピン)」の覇権争いとなった。打ち下ろしという状況からすると低スピンのほうが有利に思えるが、5球の平均値で競う戦いではほどよいスピン量の安定弾道に分があるか。結果はいかに?

画像: 高台に特設された打ち下ろしのティから飛距離を計測。準決勝からは各者7球を打って5球の平均値で競う

高台に特設された打ち下ろしのティから飛距離を計測。準決勝からは各者7球を打って5球の平均値で競う

準決勝①
ほどよいスピンで球が上がる。安定感があったRS Fが勝利!

画像1: 準決勝① ほどよいスピンで球が上がる。安定感があったRS Fが勝利!

適正スピンでキャリーを伸ばしたRS F、低スピンでランが出たM5。決め手となったのは横田プロのビッグボールだった。

「RS Fのシャフトは振りにいけるし、ぶ厚い当たりで力強い球が出る。打ち下ろしでも安定して飛びましたね」(横田)

画像: 「M5もウェート位置などチューニングすればもっと飛ぶはず」(横田)

「M5もウェート位置などチューニングすればもっと飛ぶはず」(横田)

画像2: 準決勝① ほどよいスピンで球が上がる。安定感があったRS Fが勝利!

準決勝②
打ち下ろしで力が入る場面。安定スピンのPLUSが決勝進出

画像1: 準決勝② 打ち下ろしで力が入る場面。安定スピンのPLUSが決勝進出

47インチを武器にしたプレステジオの快進撃も遂にストップ。打ち下ろしで飛ばそうという意識がよぎったのか、やや安定感に欠けた。対してPLUSは状況が変わってもコンスタントに重い球で飛ばした。

画像: 「シャフトの長いプレステジオは打ち下ろしでの力みは厳禁」(鹿又)

「シャフトの長いプレステジオは打ち下ろしでの力みは厳禁」(鹿又)

画像2: 準決勝② 打ち下ろしで力が入る場面。安定スピンのPLUSが決勝進出

いよいよ決勝!
勝つのはG410 PLUSか、RS Fか

画像: ストレートな高弾道のG410 PLUS、叩けるRS F

ストレートな高弾道のG410 PLUS、叩けるRS F

画像: 2019 D-1グランプリもいよいよクライマックス!

2019 D-1グランプリもいよいよクライマックス!

いよいよ決勝戦。勝又プロはG410PLUSのストレートキャリーで、鹿又さんはRS Fのパワーフェードで優勢に立つ。最終ヒッターの横田プロはRS Fのほうが好フィーリングというがPLUSでは290ヤード台を連発。4球目には305ヤードのビッグキャリーを放って勝負あり。意外にもピンの初Vで史上まれにみる大激戦は幕を閉じた。

画像: いよいよ決勝! 勝つのはG410 PLUSか、RS Fか

勝又プロ RS Fは芯に当てやすいけれど、球が浮き切らず。PLUSはシューっと糸を引くようなキャリーで平均的に飛びました

鹿又さん 安定感があるPLUSは振れるから飛ばせます。RS Fはクセがなくて暴れないシャフトでミートできました

横田プロ 打感も良くて左に行かないRS Fは真っすぐ飛ばせる。PLUSはスピンが入って飛んでる気がしないのに…飛んだ!

画像: 今年のグランプリはG410 PLUSに決定!

今年のグランプリはG410 PLUSに決定!

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