2016年に日本女子アマを制覇した実績を持つ高橋彩華。ツアー参戦2年目、6月のニチレイレディスでプレーオフの末の2位と、実力の片鱗を見せつけた。黄金世代のひとり、彼女のセッティングを覗いた。
初優勝を狙う黄金世代
高橋のクラブ選びは「見た目」と「やさしさ」重視。とくにアイアンは、この二項目を満たすことが欠かせないという。
シャープな見た目で上がりやすい「ツアーB X-CB」
「アイアンはトップラインが薄く、構えたときに真っすぐ見えるものが好きです。でも、マッスルバックになると“やさしさ”が消えてしまうので、使うのはなかなか難しい」
「この『ツアーB X-CB』は、見た目はとてもシャープですが、楽に球が上がってくれて、球のコントロールもしやすいので気に入っています」
ドライバーは「ツアーB XD-3」。見た目の安心感と弾道の安定感がピカイチ
ドライバーも見た目と扱いやすさを基準に今季から「ツアーBXD-3」を使用している。
「ヘッドは大きめですが、構えてみるとボテっとした感じがまったくなく、違和感なく構えられます。安心して振り抜けるので、弾道が安定して、フェアウェイをとらえる回数が多くなりました」
ドライバーとアイアンの連携が良くなり、パーオン率72.9%は8位(9月5日時点)。ツアー後半戦で、初優勝の期待がかかる。
球が吹き上がらず狙いやすい「ローグ スター」3W、5W
アイアンのように振れる「ツアーB JGR」UT
ウェッジは50・54・58度「ツアーB XW-F」
パターは一貫してマレット「オーワークス ツアーR-LINE」
ウッドはSシャフト、アイアンはRRシャフト
PHOTO/Norio Tsuburaoka
週刊GD2019年9月17日号より
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