【UTを極める】レッスン①はこちらから↓
![画像: 【解説】菅沼菜々 すがぬまなな。2000年東京都生まれ。17年に日本ジュニアを制し、18年にはプロテスト1発合格。アース・モンダミンカップでは、5位タイに入るなど、初優勝が期待される若手のひとり](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/f4000e8e7aa9461f042b71bcafc6ed3e554086b1_xlarge.jpg)
【解説】菅沼菜々
すがぬまなな。2000年東京都生まれ。17年に日本ジュニアを制し、18年にはプロテスト1発合格。アース・モンダミンカップでは、5位タイに入るなど、初優勝が期待される若手のひとり
ダフるくらいがちょうどいい
パターの次にUTが好きという菅沼プロ。「ロングアイアンと打ち比べたとき、あまりのカンタンさに手放せなくなりました」と言うほどUTが得意な菅沼菜々に打ち方のコツを教えてもらった。
菅沼 UTはソールが広いので、滑らせて打つことができます。イメージとしては、ダフってもいいと思うくらいでちょうどいいんです。すると、シビアに考えなくなるので、気持ちもラクになります。
![画像: ダフっていいくらいの気持ちで打つ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/70f3bf142478ea141008ccd8ed6384312954a49e_xlarge.jpg)
ダフっていいくらいの気持ちで打つ
菅沼 気を付けてほしいのは打ち込まずに、ゆるやかな入射角でボールをとらえること。ポイントはスキップのようなゆっくりとした速度で、焦らず一定のリズムで振ることです。打ち急いでしまうと上体が突っ込みやすくなり、クラブが鋭角に下りてくるのでミスにつながります。
![画像1: 「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/b56b5dde533c95fe4177d07808294377d68a90e1_xlarge.jpg)
「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る
![画像2: 「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/a798f308e351fb58004143a14ec22df623462f2c_xlarge.jpg)
「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る
![画像3: 「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/7bb7d21da72846b473814521d6be239a6e5fb329_xlarge.jpg)
「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る
![画像4: 「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/7a4c5d2bdad8c6cb645385c6869f9ce9362550c8_xlarge.jpg)
「ダフってOK」のつもりで上体を突っ込ませず振る
ソールを手前から滑らせながら打つという、UTのクラブ性能を上手く生かした打ち方だ。
【ポイント①】スウィングリズムを一定にする
スキップをするように、ゆったりと一定のリズムで振ることが大切。すると、打ち急がなくなるので入射角がゆるやかになる。UTはソールが広いので、滑らせるようにボールをとらえたい。
![画像1: 【ポイント①】スウィングリズムを一定にする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/3905314d64af9fca68f35ef2d53a49b19afed95b_xlarge.jpg)
「スキップのリズムで振ると、トップで間を作れるので打ち急ぎがなくなります!」
アイアンよりも、ゆっくりのリズムにすることでトップに間を作っている。焦ってダウンスウィングすると、トップでできた間を生かせない。上体が突っ込みやすくなり、打点がばらつく。
![画像2: 【ポイント①】スウィングリズムを一定にする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/d12705ed03f6f03e1252f34cc6ad1559749a6e04_xlarge.jpg)
【ポイント②】ダフってもいいイメージを持つ
ダフってもいいくらいの感覚でいい。ソールが滑ってくれるので、アイアンよりもシビアに考えずに打てる。このイメージを持つだけでも、ラクに打てるようになる。
![画像: 【ポイント②】ダフってもいいイメージを持つ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/27/8f0961576a8f59c26208dd7f2e048875001bf5dd_xlarge.jpg)
【ポイント③】ひざをやや外に向けて構える
アドレスでは、両ひざをやや外に向けるように構えると下半身が安定する、と菅沼プロ。内またにすると体がゆったり回らず、上下動のブレが出ると言う。
![画像1: 【ポイント③】ひざをやや外に向けて構える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/68dbbd4daa3b870e86d240610d82c672519799be_xlarge.jpg)
「ソールが広くて滑るのでいろいろな場面で使います」(菅沼)
菅沼 ユーティリティはラフに入ったときはもちろん、パー5のセカンドでも使うことが多いです。5Hは190ヤード、6Hは180ヤードぐらいです。
![画像2: 【ポイント③】ひざをやや外に向けて構える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/011b10f3ccd9a55f9d2a0b51908c665e2a34139d_xlarge.jpg)
UTを極める③女子プロ淺井咲希のレッスンに続く
TEXT/Toshiyuki Funayama、PHOTO/Shinji Osawa、Yasuo Masuda
週刊GD2019年10月1日号より
特選レッスン集「こんどこの技」↓
![画像1: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/f25345c733250a6b5c7c5948b85c22f94dc6c875.png)
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![画像2: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/c5a318452753529e7eb538d0571ccf7110f9593f_xlarge.jpg)
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![画像3: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/25/897324a149bc203a6a623c77b220cf50c9228a50_xlarge.jpg)