きっかけはシブコの練習アイアン
女子ツアー会場の練習場を見ると、あちらこちらでピンクのシャフトを使っているプロが「新作のシャフトか!?」と近づいてみるとどうやら違うみたい。そこで、実際にピンクシャフトを使っていた渋野日向子プロに話を聞いた。
渋野 実はこれ、軟らかいシャフトなんです。青木コーチに言われて1年前ぐらいから使っています。シャフトがグニャグニャなので、少しでも手を使うと、振り遅れたりして上手く当たらないんです。私もはじめは力が入ったり、当てに行ってしまい、上手く打てませんでした。でも毎日練習しているうちに、力まずにシャフトのしなりを感じられ、青木コーチに言われていた“クラブに振られる”という感覚がわかるようになったんです。
渋野 クラブに振られるという感覚がわかれば、シャフトを上手くしならせ、インパクト直前でシャフトが“C”の形になります。すると打ち出し角が一定になり球も高く上がるようになりました。
渋野日向子プロ以外にも河本結プロはウェッジに、松田鈴英プロはパターに入れているというから見逃せない。
あなたのスウィングに奇跡を起こす! プロの真似して作りました
グニャグニャシャフトの正体は「MCI PRACTICE IRON」。超軟シャフトながら「MCI70」と同程度の重量、バランスを実現している。シャフトのしなりを活かしたスウィングが身につくのだという。
ヘッドはプロによって様々。そこで今回は、3選手をお手本に3つの練習ギアを製作。
渋野日向子×GD仕様:8アイアン
河本結×GD仕様:SW
松田鈴英×GD仕様:パター
以上の3本を「上達ブラザーズ」としてデビュー。
この機会に「軟らかシャフト魔法の練習ギア」で、あなたもスウィングに奇跡を起こしてほしい!
【上達ブラザーズ/長男】8番アイアン「グニャ太郎」
“手打ち”では当たらないため、トップで間が生まれ、インパクトではしなり戻りを使えるようになるから、球の高さがダン違いに揃い出す。正面から見てインパクト前に、シャフトが“C”の形になるのが正しい動きです。
【上達ブラザーズ/次男】SW「しな二郎」(58度)
「手先を使ったミスが減りました」というのは河本結プロ。アプローチほど手先を使いやすい。軟らかいシャフトで練習することで、体で打つ感覚が覚えられるという。この練習により、緊張した場面のアプローチでも手先を使わず打てる。ロフトは58度だ。
河本 クラブに振られるイメージを持って、フォロースルーまで体で振ります。58度のヘッドに入れて練習しています。
【上達ブラザーズ/三男】パター「軟三郎」
松田 打ち急ぎのひっかけが減りました。
軟らかいシャフトをパターに差しているのが松田鈴英プロ。ストロークが安定し、球の転がりがよくなったと言う。
松田 私のパットのミスの傾向として、打ち急いでしまい、引っかけるミスがありました。なので、ゆっくりと一定のスピードでストロークをするようにしています。この練習パターを打つことで、ヘッドの重みを感じて振ることができるようになり、転がりもよくなります。なので、この練習が日課になっています。
松田 ポイントは体幹を意識すること。軸がブレなくなりストロークが安定します。
あなたはどの番手を選ぶ? 魔法の練習ギア「上達ブラザーズ」
上達ブラザーズ・長男/8番アイアン「グニャ太郎」(右)
シャフト/MCI K-Stick Ⅲ
ヘッド/軟鉄キャビティ(無刻印)
ロフト/35度
長さ/36.5インチ
グリップ/IOMICスティッキー オーパス パイカラー
総重量/395g前後
価格/2万4000円(税抜き)
上達ブラザーズ・次男/SW「しな二郎」(中)
シャフト/MCI K-Stick Ⅲ
ヘッド/軟鉄(無刻印)
ロフト/58度
長さ/35インチ
グリップ/PALMAXツアーウェーブ ネオンピンク
総重量/415g前後
価格/2万4000円(税抜き)
上達ブラザーズ・三男/パター「軟三郎」(左)
シャフト/MCI K-Stick Ⅲ
ヘッド/ESON X TOUR
ロフト/3度
長さ/33インチ
グリップ/スーパーストロークTOUR2.0
総重量/466g前後
価格/2万4000円(税抜き)
ヘッド
グリップ
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