9月6日の発売以来、ヤマハのニュードライバーが人気だ。「RMX220」は大きな投影面積で最大級の慣性モーメントをもつのに振りやすく、飛ばせると話題になっている。外ブラと考え方は同じように感じるが、どこがどう違うのか。データ面から迫った。
画像: 【ドライバー研究】なぜ新生「RMX220」は、日本のアスリートゴルファーに合うのか? データを比較したら理由がわかった!

RMX220ヘッドデータ
重心距離:44.0mm
重心深度:44.5mm
SS高さ:36.6mm
ヘッド左右MOI:5838g㎠
ネック軸回りMOI:10008g㎠
ライ角:62.5度
フェース角:フック1.0度
重心角:32.5度

世界基準のヘッドに日本の細かい味つけ

一般的にヘッドが大きくなると、ミスに強く、芯を外した時でも曲がりも飛距離のロスも抑えられる。しかし、同時に重心距離が長くなり、ネック軸回りの慣性モーメントが大きく、フェースがスクェアに戻りにくくなる。

ところがヤマハ「RMX220」では、このミスが出ない。

「最大級の慣性モーメントを実現するために、重心の深さを重視して設計しました。ルールギリギリまでヘッド幅を広げて形状も工夫しています」(商品開発グループ・リーダー・平川氏)

重心深度が深くなることで重心角が大きくなり、大型ヘッドでもインパクトでフェースがスクェアになりやすくなっていいる。

さらにライ角やフェース角まで大きな慣性モーメントのヘッドを生かす細かな工夫がされている。

世界基準のヘッドに日本の細かい味つけ。「RMX220」はこれから大注目のドライバーとなりそうだ。

特長その① 重心角

画像: 特長その① 重心角

投影面積が大きいのにボールがつかまる
ほかのドライバーと比べて重心格が大きいのも特徴のひとつ。インパクトでフェースがスクェアに戻りやすく、右へのミスが少ない。慣性モーメントと重心角の絶妙なバランスが真っすぐ強い球を生んでいる。

特長その② ヘッド左右MOI

画像: 特長その② ヘッド左右MOI

打点のブレにはどのドライバーより強い
ヘッド左右の慣性モーメントは文字どおり最大級。打点がスウィートスポットからズレてしまった場合でも、ヘッドがブレにくく、飛距離が落ちずに方向性を保ってくれる。

特長その③ 重心深度

画像: 特長その③ 重心深度

最大級の深さなのに上級者も使える
ヘッド形状をルールギリギリにしてまで、こだわったのが重心深度の深さ。これが慣性モーメントと重心角の大きさを生みだしている。ボールにほどよいスピン量を与えてもいる。

RMX220(ヤマハ)
◎ヘッド体積:460cc
◎ロフト角:9.5度・10.5度
◎シャフト:TMX-420D(R・SR・S)
◎長さ:45.5インチ
◎価格:7万5000円より(税別)

週刊GD2019年11月5日号より

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