大柄ではないが、PGAツアー屈指の飛距離を誇るローリー・マキロイ。その強烈なスウィングに対応するクラブスペックに迫った。
画像: ローリー・マキロイ 2007年にプロ転向後、メジャー4勝を挙げ、グランドスラム達成には「マスターズ」を残すのみ。米ツアーの2018-19シーズンは3勝を挙げ賞金ランク2位に。今シーズンも「WGC HSBCチャンピオンズ」で優勝

ローリー・マキロイ 2007年にプロ転向後、メジャー4勝を挙げ、グランドスラム達成には「マスターズ」を残すのみ。米ツアーの2018-19シーズンは3勝を挙げ賞金ランク2位に。今シーズンも「WGC HSBCチャンピオンズ」で優勝

左に行かない組み合わせ 
テーラーメイド「M5ドライバー」

素直なしなり方で、暴れないシャフト。これがマキロイの求める振り心地だ。

マキロイ アッパー軌道でつかまえるから、走りすぎるシャフトはダメ。ヘッドも、重心が浅い方がよりシャープに振り抜けます。

画像: ホーゼルの可変機能でロフトを立てるとフェース面は開く。これもつかまりすぎを防ぐポイント

ホーゼルの可変機能でロフトを立てるとフェース面は開く。これもつかまりすぎを防ぐポイント

現在のお気に入りはテーラーメイドのM5。ソールの2つのウェートをやや前方よりにしてつかまり具合を調整。春先はややドローポジションを試していたが、秋以降は現在の位置に固定。

画像: 「M5」に合わせるシャフトは1.5インチもチップ側をカット。ただでさえ硬いフレックスTXを、さらに1.5インチ先詰めにして、とにかく走らせない仕様に

「M5」に合わせるシャフトは1.5インチもチップ側をカット。ただでさえ硬いフレックスTXを、さらに1.5インチ先詰めにして、とにかく走らせない仕様に

マキロイの歴代ドライバー

2016年 ナイキ ヴェイパーフライプロ

ユニークなソール形状で浅重心を実現。余計なスピン量を抑える低スピンヘッドで飛ばした。

画像1: マキロイの歴代ドライバー
画像2: マキロイの歴代ドライバー

2017年 キャロウェイ エピックサブゼロ

「ジェイルブレイクテクノロジー」で、弾き感が気持ちいいヘッドを採用。

画像3: マキロイの歴代ドライバー
画像4: マキロイの歴代ドライバー

2018年 テーラーメイド M3 460

2つのウェートをフェースに寄せて、浅重心の低スピンを強調していた。

画像5: マキロイの歴代ドライバー
画像6: マキロイの歴代ドライバー

お気に入りの5W
テーラーメイド「M5フェアウェイウッド」

一時は17.5度にロフトを立たせて使っていた、今は19度に戻して使うお気に入りのフェアウェイウッド。

マキロイ グリーンに高弾道でキャリーさせ、止められるのがこの5番ウッド。(3Wを抜いて)フェアウェイウッドが5番だけだったときはロフトを17.5度に立てて使用していました。

画像: パー5で2オンを狙う得意クラブ

パー5で2オンを狙う得意クラブ

マキロイはこの5Wなら280ヤード以上飛ばすことができるという。

画像: 600ヤードを超すパー5でも2オン可能

600ヤードを超すパー5でも2オン可能

マキロイのスウィングのポイントはこちら

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ボールがフェースに乗る
テーラーメイド「P・730アイアン」

フックにスライスと、どこからでもピンを狙えるというアイアン「P・730」。

マキロイ 2017年のノーメッキ仕上げから、2018年末に通常のメッキ仕上げに変更しました。弾道、スピン量までイメージできる顔です。

画像: RMの刻印が入るマッスルバックアイアン

RMの刻印が入るマッスルバックアイアン

画像: アイアンのシャフトも硬く重い

アイアンのシャフトも硬く重い

4Iだけキャビティ「P・750」

打球の上りやすさと多少の寛容性を求めて選んだというキャビティバックアイン。

画像: 球が上がりやすく、多少のブレに寛容なモデル

球が上がりやすく、多少のブレに寛容なモデル

サイトラインでパットが激変 
テーラーメイド「スパイダーXカッパー」

2019年はブレードタイプのパターから変更した「スパイダーX」を使い、パッティングが改善されたという。

マキロイ 2018年の10月に新モデルをテストして、すぐに気に入りました。トウ寄りに構えてしまう悪いクセがあったんだけど、白いトゥルーパスアライメントでセットアップしやすくなり、黒いサイトラインのおかげで正しく狙いやすくなった。

画像: 白く目立つトゥルーパスアライメントで狙いやすさが向上。ソール部分にカーボンを採用することで、慣性モーメントをアップ

白く目立つトゥルーパスアライメントで狙いやすさが向上。ソール部分にカーボンを採用することで、慣性モーメントをアップ

マキロイ ストローク自体はあまり変わらないけど、ターゲットに対してしっかり構えられるようになったのが大きい。

画像: 短めのスラントネック形状。フェースバランスではないのでブレードタイプからも移行しやすい

短めのスラントネック形状。フェースバランスではないのでブレードタイプからも移行しやすい

硬くてしならないシャフトで左の怖さを消す

画像: 硬くてしならないシャフトで左の怖さを消す
画像: R・マキロイ。マスターズ優勝でグランドスラマーに!

R・マキロイ。マスターズ優勝でグランドスラマーに!

月刊GD2019年2月号より

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