2017年のマイナビABCチャンピオンシップでツアー初優勝を飾ってから2年。シード選手として円熟し始めた小鯛選手、現在の彼を支えるクラブセッティングを覗いた。
「クラブで大事なのはやっぱり顔の良さ。構えたときにストレスを感じないことが大事だと思っています。そういった意味ではこのドライバーは構えたときに弾道のイメージが湧いてくるので、とてもいいです。さらに、顔だけでなく飛距離面も打感も良くて悪い箇所がありません。あと僕が大事にしているのは、14本の『流れ』です。どのクラブも同じように振りたいと考えています」
4番と5番アイアンは少しやさしいモデル。6番からマッスルバック
番手どうしの流れも重要だと話す小鯛は、5番と6番で違うモデルのアイアンを入れている。小鯛にとって5番アイアンと6番アイアンが球筋の変わる境目。モデルを変えることで同じ感覚で同じ球質を打てるように工夫。14本の流れを作っている。
「長いクラブでストレスを感じないことが大事です。だから4番と5番は少しやさしいMP‐66、6番以降はマッスルバックにしています。ドライバーからの流れもよくて、今の組み合わせにはとても満足しています」
ドライバーは「ミズノプロ MODEL-E」
今年の目標は「最低でも優勝」
優勝から遠ざかっている小鯛だが、復活優勝に向け、クラブにはこだわりが詰まっている。そんな小鯛のこだわりは「顔の良さ」と「14本の流れ」。
ツアーでも中堅になる小鯛。感覚を生かせる14本を武器にツアー2勝目に挑む。
強い球で距離を稼げるテーラーメイド「M2 TOUR」
ティショットでも活躍3番アイアン「ミズノH4」
アイアン感覚でコントロールできるユーティリティ
「球の高さを出しやすく、グリーンをキャッチしやすい。ラフなど難しいライからでもボールを拾いやすいんです」と選んだピンのG400ユーティリティ。
100㍎以内が今年のテーマ
構えやすく直進性が高い
ピンとミズノ、ウッド型UTとアイアン型UTの組み合わせ
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2020年2月11日号より
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