キャロウェイに新作「マーベリック」。ドライバーにつづいて今回は、FWをカリスマフィッター平野義裕さんが試打テスト。AIが導き出したフェース形状はFWでも威力を発揮するのか?

マーベリックドライバーの評価はこちら↓

画像: 【試打・解説】平野義裕 東京「スウィング碑文谷」内のフィッティングスタジオ「クールクラブス」のカリスマフィッター

【試打・解説】平野義裕
東京「スウィング碑文谷」内のフィッティングスタジオ「クールクラブス」のカリスマフィッター

AIフェースを初搭載。反発性能はドライバー並み

今回、マーベリックで初めてFW(フェアウェイウッド)にもAIフェースが搭載された。試打すると平野氏も驚く、圧倒的な初速性能が浮き彫りに。

画像: マーベリックFW

マーベリックFW

画像: AIフェースを初搭載。反発性能はドライバー並み

平野氏の試打、ミート率1.51250㍎超え

画像: 平野氏の試打風景

平野氏の試打風景

平野氏の試打データ、ボール初速が速いから、ミート率の値が高くなる

画像: 試打データで特筆すべきは、ミート率1.51。これを見れば、いかに初速性能が優れているかが分かる。トータル飛距離も250㍎超えの数字を記録した。

試打データで特筆すべきは、ミート率1.51。これを見れば、いかに初速性能が優れているかが分かる。トータル飛距離も250㍎超えの数字を記録した。

平野 ミート率1.51! これはドライバーでも最高に初速が速い部類の数値です。これがAIフェースと2本の柱の効果なんでしょうか。Xホットという名器がありましたが、それを彷彿とさせます。

ミート率とは…
「ボール初速」を「ヘッドスピード」で割った数字だが、スイングスピードで得た力をどれだけ効率的にボールに伝えられるかを表す。一般的に「1.4」を超えると効率が良いとされ、トッププロで「1.5前後」、アマチュアは「1.35~1.39」と言われている。

マーベリックではじめてFWにもAIフェースが搭載されたが、番手別に最適な形状で設計されている点もポイントだ。

FWにもAIフェース
フェースの下目でのヒットにも強い!

画像: FWにもAIフェース フェースの下目でのヒットにも強い!

地面にある球を打つことが多いFWは、フェース下目でのヒットにいかに強いかが重要な要素。

試打した平野氏によると、

平野 ドライバー並みの初速性能だけでなく、下目でも高打ち出しなのも特徴です。3Wでも高さが出ますね。キャロウェイはもともとFWを作るのがうまいメーカーでしたが、マーベリックも完成度が高いです。

画像: キャロウェイによると、球を拾いやすくするためリーディングエッジの形状を見直したという。その結果、高打ち出しになりやすいようだ。

キャロウェイによると、球を拾いやすくするためリーディングエッジの形状を見直したという。その結果、高打ち出しになりやすいようだ。

平野 薄い当たりでも高さと飛距離が出てくれるので安心できるFWですね。

コチラは強弾道設計
締まった形状の「サブゼロ」もラインアップ

数量限定だがFWにも「サブゼロ」も用意されている。

画像: コチラは強弾道設計 締まった形状の「サブゼロ」もラインアップ

平野 個人的にFWはやさしく上がることが大事だと考えますが、FWでもスピンが多くて吹き上がってしまうような人はサブゼロがおすすめ。ティショットで活用したい人にもいい選択だと思います。

深堀プロのインプレッション
どこで打ってもロスしない。FWが楽しくなる!

画像: 深堀プロのインプレッション どこで打ってもロスしない。FWが楽しくなる!

深堀 FWは得意クラブで、シニアの試合では先輩プロのドライバーより飛んでいたけど、これはもっと先に行ってしまう。ほぼ真ん中で270㍎、すごいヒール下でも230㍎以上。どこに当たっても飛距離ロスが少ないから、打つのが楽しくなります。

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